文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年10月28日】私は1997年3月に法輪大法の修煉者になりました。修煉者たちが、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の事実を明らかにする努力によって、多くの人々が法輪大法とは何か、なぜ私たちが迫害されているのかを理解することができました。私たちの優しさが人々に良い影響を与えていることに気づいたので、いくつかのエピソードを読者と共有したいと思います。
ある日、私は法輪功迫害の事実について人々に話した後、夫と一緒に家に向かって夫の後ろを歩いていたら、1人の男性が私の横を通りかかりました。そこで私は彼に挨拶し、小冊子を手渡しました。すると彼は自転車を降りて私に話しかけてきました。大法についての考えを持っているようでした。そこで私は、大法の修煉や迫害について、また中共とその関連組織を脱退することの重要性について詳しく説明しました。
その男性は、共産党の関連組織を脱退することに同意し、「あなたは良いことをしています。でも、気をつけてくださいね」。その男性は、夫が私たちを見ていることに気付いたのでした。男性は私に、「あの人は誰なの? なぜ私たちを見ているの?」と尋ねました。「私の夫です」と私は言いました。「ああ! よかったです。実は彼があなたをじっと見ているのを見て、私は心配していたんです」と男性は言いました。
その言葉に、私は心が温かくなりました。中共による嘘や迫害にもかかわらず、法輪功学習者を気遣う善良な人々がまだいるのです。
また、ある日、私が大きな市場に買い物に行った時のことです。ある店でお釣りを10元余分にくれました。私はすぐに彼女にお金を返し、大法と迫害のことを話しました。彼女は共産党とその関連組織から脱退することに同意しました。
その時、別の業者が私たちの会話を聞いていたので、私は彼女から麺類を買いながら法輪功迫害の実態を伝えました。そして彼女は他の業者に聞こえるように、「もう共産党の組織から脱退したよ!」と言ったのです。私は小さな袋を7つ持っていましたが、彼女はそれを一つの大きな袋に入れるのを手伝ってくれました。
あるとき、私はある住宅地で『共産主義の究極の目的』という本を配っていたら、見覚えのある人に出会いました。どこで会ったか覚えていなかったので、その人にも本を渡しました。男性は本を手に取り、少し間を置いて「これはいい本だ、とてもいい本だよ!」と言いました。
私は彼に、「この本を差し上げてもいいですよ」と言うと、男性はこう話しました。「私は、その本を持っています。これは誰かにあげてください。あなたはいいことをしていますよ。私も親戚に貸したことがありますが、読み終わったら返してくれました。私が持っている本はもうかなり古くて擦り切れています」
彼は良い人でした。彼がこの本を他の人に伝えたことで、中共の本質を理解する人が増えたのだと思いました。みんなが協力してくれているのです。
法輪功迫害の真実を聞きに来る人たち
真実を明らかにしているとき、なぜか人々が私たちに近づいて来ていることに気づきました。それは彼らは法輪大法について聞きたくて縁があるの人達だと気づきました。
最近、十数人の労働者と出会ったことがあります。その中の1人が、人ごみの中を歩いていたのを見かけたので呼び止めました。彼は驚いたように私を見ました。私は彼に大法の素晴らしさと大法が迫害されていることについて話し、そして彼に共産党組織を辞めるよう手助けをしました。彼は2つのお守りを受け取って、仲間の人達の所に戻っていきました。
隣にいた修煉者は私に尋ねました。「なぜ彼はグループを離れて、わざわざ私たちのところに来たのでしょうか?」。私は「彼は真実のことを聴いて救われるために来たのでしょう」と答えました。
大法の修煉者たちは、善良な人々や真実を知らずに迷っている人々に、救い済度される機会を与えるためにここにいるのです。限られた時間の中で、私はもっと頑張らなければなりません。法をよく学び、しっかり修煉し、より多くの人に法輪功迫害の真実を明らかにし、三つのことをしっかりやっていきたいと思います。