山東省日照市の楊潔さん、韓公英さんは不当な判決に
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 【明慧日本2021年10月29日】山東省日照市の法輪功学習者・韓公英さん(70歳前後、女性)、楊潔さん(40歳前後、女性)は2021年9月17日、五蓮県裁判所に開廷され、2人は自ら無罪弁護をした。五蓮県裁判所は10月13日、2人に懲役1年6カ月、罰金5000元(約8万円)の不当な判決を宣告した。

 韓さんと楊さんは2020年4月9日に縁日で法輪功の無実を伝えたとして日照市東港支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、泰安路派出所の警官に身柄を拘束された。その後、韓さんの息子と楊さんの夫は「一時出所」の手続きを強要され、2人は当日夜に家に帰された。

 2021年4月、日照市東港支局の国保の警官は一時出所を勝手に延長し、案件を検察庁に提出すると言い出した。6月、2人は案件が五蓮検察庁に起訴されたと電話で知らされた。

 9月17日、五蓮県裁判所は2人に対して開廷した。楊さんは法廷で警官に拷問されて自白を強いられたことを暴露した。さらに、法廷で放送された韓さんを取調べる動画の中で、警官・于京濤が大声で叱る場面があり、楊さんもそれを指摘した。そのため、この取調べの動画は証拠として見なさないことになった。楊さんは警官の拷問を訴え、いわゆる罪名を認めなかった。

 2人の弁護は何度も裁判官に止められた。楊さんは「刑法の300条により私が法律の実施を破壊する罪と定められましたが、法輪功は中国の法律においても違法ではありません。私はどの法律を破壊しましたか。社会にどのような危害を与えましたか」と聞いた。裁判官は「いずれ証拠を出す」と言い、急に裁判の延期を告げた。

 9月28日、楊さんは市留置場に拘禁された。10月13日、楊さんは留置場でオンラインで法廷現場と繋がった。情報筋によると、韓さんは2017年12月に胃がんで市病院で手術を受けたことがあるため、裁判所は韓さんに対して刑務所外で刑の執行を行うと宣告した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/10/22/432780.html)
 
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