【明慧日本2021年10月29日】(四川省=明慧記者)成都市温江区和盛鎮玉河村に在住の法輪功学習者・易淑英さん(68)は、2021年10月14日の朝、温江区610弁公室、和盛鎮610弁公室、および玉河村の党書記と役員ら8、9人による嫌がらせや脅迫を受けた。彼らは易さんの中学校に入学したばかりの孫娘を脅迫し「家族の3世代が法輪功を学んでいるのを見つけたら、大学受験を受けることができなくなり、たとえ大学に合格したとしても入学させない」と言い放ち、易さんに法輪功を放棄する旨の書類に拇印を押すように強要した。易さんは応じなかった。その数日後に、村の党書記と役員らは、易さんの息子夫婦に脅迫電話をかけていた。
陳華貴さんは殴られ歯が3本抜け落ちた |
易さんの夫・陳華貴さんは、和盛鎮610弁公室の責任者・胡冬祥に殴られ、前歯3本を折られ、胸には内傷を負い、虫の息となった。2017年、陳華貴さんは内傷が悪化し、2020年10月2日に亡くなった。
陳華貴さんが病気の間、これらの関係者は数年間関心を示したことはなく、陳華貴さんが亡くなるやいなや、玉河村の党書記らはすぐにやって来て、家族に嫌がらせを働いた。
易さん夫妻が受けた残酷な迫害
1997年に法輪功を学び始めた易さんは、健康になり多くの病気が治った。1999年7.20に法輪功が迫害された後、易さんは2000年元旦に法輪功の無実を訴えるために北京に行ったが、連行され、地元の温江留置場で45日間拘禁され、1万5000元の罰金を科された。
2000年3月30日、和盛鎮政府の幹部ら3人が、易さんの家に押し入り、易さんを派出所まで連行した。幹部・李紅元は、わざと手錠を前後に引っ張り、右手に大きな傷を負った易さんの手から血が流れていた。また、易さんを狭くて暗い部屋に閉じ込めて、一日中食事を与えないようにした。
2000年4月29日、和盛鎮政府の幹部らは、易さんを含めて10数人の法輪功学習者を連行し「転向勉強会」に参加させ、懺悔書と反省書を書くように強制し、激しく殴ったり、灼熱の太陽に晒したり、立つ姿勢を強制したりして、さらに食事も与えず、罵り、6日間拘束した。
2000年6月28日夜11時頃、和盛鎮武装部門の胡冬祥、派出所の王井善、および村の幹部らは、易さんの家に押し入り、師父の写真と法輪功の書籍を押収し、陳華貴さんを派出所まで連行した。陳華貴さんは彼らに殴られて気絶し、大量の血が服に滲んで地面に流れた。
2000年7月3日、鎮政府の幹部・楊碧琴は数人を率いて、易さんの家に侵入し、竹の棒で3時間も易さんを殴り続け、竹の棒が何本も折れた。易さんは悲鳴を上げて気絶してしまった。
2004年10月5日、陳華貴さんは胡冬祥に奪われた自分の身分証の返還を求めるため、鎮政府に行ったが、胡冬祥が不在のため、胡冬祥の自宅を訪ねた。胡冬祥は陳さんをドアの外に押し出し、陳さんの自転車を壊し、陳さんの右目、口、頭を殴り、木の椅子で陳さんの頭に数十回も叩きつけた。陳さんの下の歯が緩み、上の歯が3本抜けてしまった。
2004年10月19日の午後4時、胡冬祥の指示を受けた派出所の警官7、8人が、易さんの家に侵入し、易さんをパトカーに押し込もうとしたが、家族に止められた。