明慧法会|黙々と真相を伝え自然と順調に運ぶ
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文/中国の大法弟子 慧生

 【明慧日本2021年10月31日】私は子供のころから臆病で、事なかれ主義で、とても恥ずかしがりで、卑屈で、出会った人はみな私を避け、知らない人の前では、どこに手を置けばいいのかわかりませんでした。このような性格の私が、法輪大法を修煉し、師父の慈悲深いご加護の下で、健康な体を得ただけでなく、強い人間になり、20年間の残酷な迫害を経て、しっかりと今日(訳注:2019年11月)まで歩んできました。

 今(訳注:2019年11月)、努力の末に、夫と子供はみな修煉を始め、姑も『轉法輪』を一度読み、私の両親と弟は何年も学法煉功しています。実家と嫁ぎ先の数十人が党、共青団、少年先鋒隊の組織を脱退し、親せき、同級生、多くの同僚が三退し、その中の数人がさらに修煉を始めました。居宅サービス事業者の人の大部分がみな三退しました。

 あきらめずに同僚を救う

 私の職場の同僚の大部分は知識人なので、同僚たちに真相を伝え、党、共青団、少年先鋒隊を脱退させることはとても困難でした。

 私はもともと話すのが苦手で、社交的な人間ではありませんが、大法を修煉した後、仕事は真剣に責任を持って働き、名利を争うこともなく、先を争って仕事をし、よい仕事は同僚たちに回し、実践能力が比較的強くなりました。また、迫害がどれほど深刻であっても、私は妥協したことがなく、どんな場合でも、いつも敢えて大法を実証し、同僚たちの賞賛を勝ち取りました。同僚たちは私が言うことは信頼できると思って私を信頼し、もう一つのポイントはたゆまず頑張りぬき、同僚に対して真相を伝えることを仕事と生活に統合し、常に真相伝えと仕事を統合する問題について考え、同僚に他の同僚が三退したことを話したことはありません。

 男性の同僚にとっては、ほとんどの人がネット封鎖突破ソフトを使用するのが好きなので、私はいつも他の人がその場にいない時に、ネット封鎖用の小さなDVDを同僚たちに渡しました。本部の同僚については、事務所まで行って渡し、その他の部署の同僚は、基本的に臨機応変に渡し、たとえば階段を上り下りする時や道路で会った時に他の部署の同僚たちに渡し、これは他の部署の同僚たちの気持ちを考慮しているためです。職場の誰もが私が法輪功を修煉していることを知っているので、他の部署の同僚たちの事務所でネット封鎖用のDVDを渡すことはできず、もし事務所で渡せば、他の部署の同僚たちは恐れ、緊張するでしょう。

 女性の同僚はネット封鎖のDVDを欲しがらず、私は少ししてから真相パンフレットを渡すか口で伝え、基本的に同僚が一人の時に伝えます。比較的長い時間が経過してから女性の同僚が真相を理解した後、再び女性の同僚たちに三退を勧めると物事は自然に順調に運びます。私の職場の副所長の三退と610弁公室の担当者が自身と家族全員を三退させたことに感銘を受けました。

 この副所長は、職場で副所長と会い、あいさつした場合、副所長は一般的に何の反応もなく、副所長が三退した後も同じでした。ある時、酒の席で食事をする機会があり、私と副所長は少し早めに行き、誰もいないとき、私は副所長にDVDを渡しました。しばらくしてから、ある日のこと道で副所長に会ったので、私はこの得難い機会をとらえ「副所長、党、共青団、少年先鋒隊を脱退してください」と言いました。副所長は喜んで「いいですよ」と言いました。私は信じられなかったので、もう一度「党、共青団、少年先鋒隊をみな脱退してください」と言いました。副所長はしっかりと「いいですよ」と言いました。

 それ以来、ネット封鎖突破ソフトのアップグレードバージョンがあるたびに、私はいつもアップグレードバージョンを副所長に渡そうと考えました。渡す方法は非常に特別で、副所長が事務所の入り口に立っているか私が廊下を通過するか、あるいは階段を上り下りしようとしたときにすれ違い廊下や階段には誰かがいたとしても、誰にもバレず、私はカバンから小さなDVDを取り出して、話す必要はなく、手を少しだけ前に出して副所長がDVDを受け取るのが暗黙の了解なのです。

 職場の610弁公室の担当者(以下、担当者)が真相を知り、党を脱退するまでには、長い過程を経てきました。1999年、中国共産党(以下、中共)が大法を迫害した後、担当者は何度も私に話しかけ、威圧し、脅迫し、可能な限りのことを行い、さらに「煉功せず北京に行かないという保証書」を私に代わって私の夫が書くように夫の上司に勧めさせましたが、夫は断固拒否しました(当時夫はまだ大法を修煉していなかった)。担当者が私に話しかけるたびに、私も担当者に真相を伝え、大法のすばらしさを実証し、さらに担当者の家に行き、担当者と妻に真相を伝えました。2002年7月、市の610弁公室の2人の警官が私を洗脳班に連行するのを手伝ったのはまさに職場の担当者でした。

 その後、法輪功修煉者を迫害した人が受けた悪報の真相資料を私は職場の担当者に見せると、担当者はショックを受けていました。担当者の本性が善良なので、ゆっくりと変化し始めました。ある年、職場で運動会が開かれ、私はちょうど担当者に会い、あいさつをし、少しおしゃべりをしたところ、担当者は、娘が卒業したが就職できなかった、と言いました。私は担当者に「あなたの家族全員にとって『法輪大法は素晴らしい』と念じることは、必ず有益です」と心から伝えました。しばらくして担当者に会い、担当者に「娘さんは仕事を見つけましたか?」と尋ねました。担当者は「見つけました」と言いました。中共のいわゆる敏感日が再びやって来て、担当者が私に電話をしてきた時、口調が違っており、礼儀正しく「最近管理が厳しくなっているので、注意を払ってください」と言いました。

 しかし途中で反発がありました。ある日、職場の1階で担当者に会った時、担当者は官僚の態度に戻っており、言葉がすべて否定的でした。はっきりと聞いた後わかったのですが、市の610弁公室の人間が職場の担当者たちを組織して連行された修煉者の家から大量の物品を持ち出し「法輪功を煉功して2人が死亡した」と誹謗中傷し、担当者は混乱していました。担当者の話を聞いた後、私が一言言うと、担当者は再び理解し、私は「あなたは人の言うことを軽信しすぎです」と真剣に言いました。担当者ははっとなりました。

 初めて担当者を脱党させた時、担当者は「うーん」と言い、そして私は担当者に「義姉さんにも三退してもらってください」と伝えました。遠くにいる同僚がこちらに向かっているのを担当者が見て、怖くなって隣のトイレに駆け込みました。

 2012年春、職場では郊外への旅行を計画し、師父は慈悲深い按排をしてくださり、意図せずに担当者と私は並んで歩き、数メートル以内に他の人はおらず、私は機会をつかんで担当者に「そういえば、義理のお姉さんは党員ではありませんか? 義姉さんを脱退させてください」と言いました。予期しなかったことに、担当者はすぐに「だいぶ前にあなたが彼女を脱退させたのではありませんか?」と答えました。私はそれを聞いて、すぐ「それならお子さんを脱退させてください」と言いました。担当者は「わかりました」と言いました。私は担当者に「本人が同意した場合だけ脱退になります」と注意すると、担当者はすぐに「彼らはみんな私の言葉に耳を傾け、娘と、義理の息子はどちらも党員です」と言いました。それだけを言い終わると、担当者は緊張して「一緒に歩かないでください、他の人が見ればあなたが私に何を言っているのかわかるのですから(法輪功の真相についてのことを指している)」と言いました。

 担当者が退職する前に、私は担当者の事務所に行く機会を見つけ、一包みの真相資料を担当者に渡し、臓器狩りを暴露したDVD『中共の陰謀』を含め、いくつかの真相パンフレットとネット封鎖突破用の小さなDVDなどを渡しました。担当者も喜んで受け入れ、さらに私に「昨夜、長沙から電話があり、彼に脱党を勧めました」と不思議そうに伝えました。担当者はさらに私に「私はこんなにも多くの善行をしたので、良い報いがあるに違いありません」と言いました。毎回の「敏感日」に、市が担当者に報告を求めた時、担当者が私たち(法輪功修煉者)はとてもよくやっているといつも言っていた、ということをこの時私ははじめて知りました。何年も前に私の職場の同修が連行され洗脳班に入れられた時、洗脳班の人員たちが同修名義で財務部から借りて、洗脳班に払った1000元の請求について、担当者が退職する時、さらに積極的にその処理を終わらせていました。これは同修が定年退職を申請した時にはじめてわかったことでした。

 時は今日(訳注:2019年11月)に至り、絶え間ない努力の後、私の同僚の多くが三退し、働いている人の大半が三退しました。多くの家族が三退し、私が同僚に三退するよう勧めた後、家に帰ってどのように家族に話せばいいのかを同僚に伝え、家族が三退するのを手伝い、しばらくしてから、どうだったのか同僚に結果を聞き、声明文は本人が同意した場合のみ家族に渡しました。まだ三退していない同僚にも、基本的には機会を与えており、さらには何度も機会を与えています。最初は、真相資料を必要としない同僚たちが、さらに怒って私に「私を友達として扱いたいのなら、このようなことを言わないでください」と言いました。しかしいずれにせよ、私は同僚たちをあきらめず、機会があれば、たとえそれが側面的な話であっても真相についての話をしました。長年の努力の結果、一部の同僚は三退が不可能であるように見えましたが、今(訳注:2019年11月)では三退しています。

 衆生を救うさまざまな形式

 1999年に大法が迫害された直後、私は人々を救うために真相資料を配ることを利用しました。当時自分で書いた資料のほかに、偶然手に入れたいくつかの真相資料があり、私が大法を修煉するのを支持してくれた夫にコピーを頼み、夫にはこの便利な条件がそろっていました。その後資料拠点の同修に連絡を取ったため、毎週同修のところに行って大量の資料を入手し、私たちの学法グループの同修で分けて一緒に配りました。

 2009年までに、師父の慈悲深い按排の下で、機縁の偶然の一致で、恐怖心を克服し、自宅に真相資料の拠点を作りました。最初は一部の週刊紙だけを作り、周りの同修に提供しました。2010年3月までに真相パンフレット、リーフレットおよび法輪大法の真相を書いた紙幣の作成を正式に開始し、自分や周りの同修に提供して配りました。2012年までに、私は困難を克服しDVDの盤面のプリントを含む、真相DVDを制作するプロジェクトを追加しました。最初は本当に難しく、手元にある真相DVDは数枚しかなく、どうすればいいのかわからず、教えてくれる人もいませんでした。私は「天地行論壇」にアカウントを設定し、不明な点がある場合は、「天地行論壇」の同修に質問すると、通常翌日に同修の返信が表示され「天地行論壇」の同修の無私で、タイムリーな援助に本当に感謝し、そのおかげでさまざまなDVDを手早く制作しました。

 真相資料の作成に関しては、私は常に厳粛で真剣な態度を守り、真相資料とDVDの出所を厳しく管理するとともに、品質を厳しく管理し、衆生を救うために何が良いのかという基準に立ち、すべてのパンフレットとすべてのDVDの品質を確保しました。明慧ネットが最初に二段組の大型定期刊行物を立ち上げた時に、私たちはすべてそれをさらにパンフレットに作り替え、明慧ネットの同修がパンフレットの表紙に光沢のあるインクジェット紙を使用することを提案した時、私たちはすぐに採用しました。法を実証することを、私はいつも真剣に受け止め、決して物事をごまかしませんでした。

 技術の同修の手間を省くために、プリンターが故障したりソフトウェアがアップデートされた場合、ダウンロードや「Office2010」などの比較的大きなソフトウェアのインストールを含め、私はできるだけ自分で解決し、本当に気を引き締めて解決します。自分のインストールを終えたら、今度は周りの同修のパソコンをインストールします。プリンターに問題がある場合は、常に「天地行論壇」にアクセスして検索や質問をするので、ほとんどの問題は解決できますが、解決できない場合は再び技術の同修を探します。

 私の夫は2012年2月に正式に修煉を始め、それ以来私たち2人は小さな資料点を維持しています。長年にわたり、どのような困難に遭遇しても、私たち自身や同修たちへの資料の提供を遅らせたことはありません。

 2018年7月、夫と私は再び自動音声電話のプロジェクトを追加し、週に2晩音声電話を行いました。同時に、周囲の同修の音声通話の分析をする作業を引き受け、このプロジェクトをうまくやろうとすると、時間がかかります。自動分析ソフトウェアの結果にはエラーが発生することが多いため「いいですよ」と言った人の何人かはまったく三退に成功しておらず、よく聞こえない何人かの人は何度も聞く必要があります。衆生に対して責任を負うという態度から、三退を表明した衆生に対して一人も手を抜きません。録音されたすべてのファイルを注意深く聞いてから、音声電話を長時間聞いていた人の電話番号を音声電話をかける能力のある同修にコピーします。

 何年もの間、5.13、7.20または新年のたびに、私たちのグループの同修も真相横断幕を掲げたり木につるしたりして大法を実証し、衆生を救い済度します。私は以前の資料拠点で同修が残した「ラベルに印刷不可能なDVD」と自分の資料拠点でたまに「録画に失敗したDVD」および「道で拾ってきたDVD」で、明慧ネットが提供するテキストに基づいてDVDを並べて「法輪大法は素晴らしい」と書かれた木にかけるひもを作り、それぞれの木の上には小さな中国の結び目が取り付けられており、いくつかのプラスチックビーズが下側に取り付けられ赤いタッセルも取り付けられており、とても美しいのです。

 今年(訳注:2019年)の『5.13』の時、6月末までずっと、地域の小さな公園の木の幹にDVDを並べて「法輪大法は素晴らしい」と書かれた木にかけるひもがかかっていました。毎日午後、この小さな公園には多くの高齢者や子供が集まって遊んでおり、小さな公園を通り抜ける地域の住民もたくさんおり、人々は木にかかっている美しいひもを見るとき「法輪大法は素晴らしい」を見ることができます!

 (明慧ネット第16回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/6/395461.html)
 
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