黒竜江省虎林市の劉欽挙さんに懲役1年の不当判決
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 【明慧日本2021年11月5日】黒竜江省虎林市の法輪功学習者・劉欽挙さん(75)は1年前に身柄を拘束された。今年10月15日に密山県検察庁の裁判所に起訴され、劉さんは裁判を受けた。10月27日、劉さんは懲役1年、罰金1万元(約16万円)の不当な判決を宣告された。

 劉さんは自宅で身柄を拘束され、16歳の孫は頭を覆われて連行

 2020年7月12日午後2時ごろ、劉さんは自宅で家事をしていた時、紅旗派出所、鶏西市と虎林市の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)に身柄を拘束された。現在、虎林市留置場で拘禁されている。

 劉さんは連行されてからすぐに市病院で健康診断を受けさせられた。その後、紅旗派出所で拘禁され、夜に取り調べを受けた。 

 劉さんの高校2年生の孫が日曜日で家にいたため、警官に黒い袋で頭を被せられて一緒に連行され、精神的に大きなショックを受けた。

 当日夜、劉さんは一時出所で帰宅し、孫も家に帰された。翌日、劉さんは1000元の保証金を強要された。

 その後、虎林国保の警官は何度も劉さんを迫害し、郵便局の監視カメラで3月から5月まで傍受し、公安と郵便局が34通の法輪功の無実の内容が入ったと思われる手紙を差し止めた。この案件を理由に密山検察庁に起訴した。

 7月12日は劉さんの一次出所期間の最終日である。午前9時ごろ、虎林国保の劉強とほかの警官2人はパトカーで劉さん宅へ行き、劉さんを虎林公安局に連行した。その後、国保警官・程培森が乗車し、劉さんを密山検察庁へ連行した。

 不当に開廷、懲役を宣告される

 8月、密山検察庁は起訴書を通達した。10月15日、虎林国保の警官は劉さんを密山裁判所に連行し、秘密裏に開廷した。事前の知らせがなかったため、家族がおらず、劉さん1人の参加になった。

 裁判官は劉さんの弁護を許さなかった。劉さんは証拠の動画の再生を求めたが拒否された。法廷は急遽終了した。

 10月27日、密山市裁判所の関係者は虎林市公安局へ行き、劉さんを連行し判決書を読み上げた。劉さんが上訴すれば、拘禁期間を刑期にカウントしないと脅迫された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/2/433136.html)
 
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