アルゼンチン法会開催 「修煉の機縁を大切にする」
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 【明慧日本2021年11月6日】アルゼンチンの法輪功学習者(以下、学習者)は長い週末休暇を利用して、10月10日、法輪大法修煉体験交流会を首都で開催し、17人の学習者が日頃の修煉体験を発表した。参加者は多くの収穫があったという。

 この1年来、疫病の流行の抑制により、学習者同士が会う機会が少なく、今回の交流会は一同に会する得難い機会であった。 このような機会を与えて下さった師父に感謝し、共に向上することを誓った。

'图1:参加法会的部份阿根廷弟子合影感谢师父'

師父に感謝し、修煉体験交流会のあと記念撮影する学習者

 14歳のカルミナ・ネメスさん、真の道を見つける

 10歳で修煉を始めたカルミナ・ネメスさんは14歳になった。彼女は交流の中で、「私は、キリスト教の教えにとても忠実に育てられ、すべての祈りを研究し、心を込めて聖書を読みました。 私はいつもロザリオを1、2本持ち歩いて、夜寝る前に祈りました。 しかし、その時の私は怖がりで、安全を感じられず、感傷的で理由もなく泣いてしまうことが多くありました。私にはとても温かい家族がありましたが、しかし、とても孤独を感じていました」

 「その年、母から『轉法輪』をもらい、その本を読んで煉功を始めました。 すぐに大法が自分の家だと感じました。その後、自分自身にも様々な変化が見られ、健康状態が良くなり、クラスメートと話すことができるようになり、同じ学年の女の子たちと友達になれました。知らず知らずの内に自分に自信が持てるようになり、恐れる心がなくなり、クラスメートにからかわれることもなくなり、何よりも初めて安全と楽しさを感じたのです」と話した。

'图2:今年刚满14岁的卡米娜·内姆斯在发言中'

交流会で発表するカルミナ・ネメスさん

 ネメスさんは続けて、「ある夜、夢の中で私は法輪大法を修煉すべきだと感じ、自分の修煉の道『大法を見つけたこと』、真・善・忍を修めて自分を浄化することをキリストの神も喜んでいました。しかし夢から目が覚めた私は、両親から何か言われるのではないかと心配になりました。特に当時修煉をしていなかった父が何か言うのではないかと気になって、一日中、聖餐式を受けるべきかどうかを悩んでいました。 夜になってようやく母に夢のことを話し、心の中で感じたこと、『師父の教えでは修煉は専一でなければなりません』と伝えました」

 「父に相談したところ、『同時に教えを修煉してもいいのではないか』と言われました。 しかし、私は法輪大法の修煉の道を歩むことを主張し、師父の要求に従わなければならないと説明しました。 母の協力を得て、父も賛成してくれました。私は喜びでいっぱいになり、師父の助けに感謝しました」と話した。

 キューバ人医師が法を得る奇跡

 キューバ人の学習者ホセ・ランゲルさんは医師である。 彼はキューバを脱出し、アルゼンチンで居住権を得るまでに多くの困難を経験した。 ホセさんは、法を得るまでの奇跡的な道のりを語った。

 ホセさんが初めてアルゼンチンに来たのは2015年。レストランで行われた国際会議に参加した際、法輪大法のリーフレットやビデオを見て、もっと知りたいと思った。 レストランで働く学習者は、彼に法輪功の実態を伝え、『九評』といくつかの大法の書籍と『轉法輪』を渡した。

 2018年に再びアルゼンチンに招待された際、ホセさんは政治亡命を希望した。 しかし、アルゼンチンの左派政権は彼の要求を受け入れず、彼は仕事も収入もなく、在留資格もないため、路上生活を余儀なくされた。 バスに乗るお金がないので、毎日歩い移動した。そして再び学習者に出会った。

 ある日、法律大学の前を歩いていたホセさんは、法輪大法と書かれた看板を目にした。 ある人からチラシを渡されたホセさんは、チラッと見ただけで、法輪大法や中国での迫害について知っているといい、レストランで学習者からもらった『轉法輪』という本を読んだことがあるが、そのレストランの名前や場所はもう覚えていないと言った。考えもしなかったことに、そのチラシを渡してくれた人は、そのレストランのコックだった。 この信じられないような出会いをきっかけに、ホセさんは再び大法に出会った。 そして彼は、学習者が経営するレストランで働き始め、 同時に修煉の道を歩み始めた。 その後、奇跡的に政府が突然、彼の政治亡命申請を受理したのである。

 2019年5月13日は、ホセさんにとって永遠に忘れられない日となった。一部の学習者はニューヨーク法会に行った。この日は、彼の永住権が許可され通知を受けた日でもある。 5月13日は師父の誕生日であり、彼は師父にお祝いを贈っていないのに、師父からお祝いをいただいたという。 彼はその日のうちに在留資格の手続きに行き、そこのスタッフから「キューバの政治難民は絶対に在留資格が取れないのに、あなたはとても幸運だ!」と言われた。 彼はそこのスタッフに大法の実態を伝え、師父という言葉の意味を説明した。

'图3:何塞·兰格尔感恩师父'

師父に感謝するホセ・ランゲルさん

 ホセさんはアルゼンチンでの医師資格に合格し、医療行為ができるようになり、 彼の妻と息子は3カ月前にキューバを出ることができ、家族はようやく再会することができた。 彼は、すべては師父からの賜りであり、しっかり修煉して真の大法弟子になると言った。

 行軍中に『轉法輪』を読み修煉を始める

 オスカー・ガルベスさんは軍人である。妻が仕事をしている小さな町に転勤し、そこで開催されていた真善忍美術展を鑑賞した機縁で、法輪功の修煉を始めた。しかし、オスカーさんには興味がなかった。ある時、何日もかけて山を行軍しなければならなくなったとき、妻から『轉法輪』を渡され、行軍のあと読むように言われた。彼はしぶしぶ本をリュックサックに入れた。 昼間の行軍の後、他の兵士は意味のない世間話をしていたが、彼は『轉法輪』を読んだ。 数日間で読み終わったこの『轉法輪』が彼の人生を変え修煉を始めた。

'图4:奥斯卡·加尔维斯(Oscar Galvez )在行军中得法'

行軍中に修煉を始めたオスカー・ガルベスさん

 しかし多くの試練に直面した。今回の交流会に参加することも彼にとって試練であった。交流会の2週間前、部隊の上官が重要な活動に備えるように、10月は週末の休みは無いと言われた。10月10日の週末は法輪功の交流会が開催される、オスカーさんは心待ちにしていたが、しかし軍人として命令に従わなければならない。彼は勇気を振り絞って何度も上官に面会を申し込んだが、断られてしまった。しかし、 オスカーさんは緊張しながら上官の事務室に行き、自分が法輪大法を修煉していることを伝え、週末に首都に行く許可を求めた。 驚いたことに、その上官は、彼がいる部隊の行動が非常に良いので、特別休暇を与えても良いと言ったのである。

 オスカーさんは、これは彼に対する試練であり、忍耐力が試されたのだという。 彼は機会を利用して法輪功の実態を伝えたことで、テストに合格したと話す。彼は、何時も自分を見守ってくださっている師父に感謝している。

 交流会の後、学習者たちは全員が残り、この貴重な機会に一緒に交流をして、大法を修煉した感受を語った。 新しい学習者は多くの収穫を得て、交流会を通して、なぜ修煉を強化しなければならないのかを理解した。 皆、師父の慈悲を大切にし、最後の時期に法を得て、法を正す時期の大法弟子になることができたのである。

'图5:法会结束后的交流会'
 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/10/26/432908.html)
 
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