真実を伝えた吉林市の辛育良さん(88)を拘禁
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 【明慧日本2021年11月7日】吉林市の法輪功学習者・辛育良さんは2020年8月、法輪功迫害の実態を伝え、横断幕を掲げたとして連行され、一年後、懲役1年の実刑判決を下された。最近の情報筋によると、高齢の辛さん(88)は、2021年9月中旬に吉林市公主嶺刑務所に拘禁されたという。

 辛さんは元吉林市鉄道業界の電気エンジニアであり、吉林市昌邑(しょうゆう)区で一人暮らしをしていた。

 2020年8月8日午後10時、辛さんなどの法輪功学習者(以下、学習者)たち3人は山に登って横断幕を掲げていた際、誰かに通報されて現地派出所に連行された。ほかの学習者2人は当日解放されたが、辛さんは翌日になって解放された。

 一年後の2021年8月上旬、船営区裁判所は辛さんに裁判の開廷を知らせた。裁判の結果、辛さんは懲役1年、罰金3千元(約5万3000円)を科された。辛さんはすぐに吉林市留置場に入れられようとしたが健康診断の結果、入所条件に満たさなかったため、解放された。

 一週間後、辛さんは裁判所に再び身体検査を求められ、それから行方不明となった。最近の情報で、辛さんは公主嶺刑務所に拘禁されていることが分かった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/4/433232.html)
 
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