山西省懐仁市の尹雪琴さん、劉敏さんが連行され迫害された
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 【明慧日本2021年11月8日】山西省懐仁市の法輪功学習者(以下、学習者)の尹雪琴さんは、2021年7月12日午前11時過ぎ、家を出たところを廊下で監視していた私服警官に連行された。同日、懐仁市の学習者の劉敏さんも国内安全保衛部門のメンバーに連行された。

 聞くところによると、尹雪琴さんと劉敏さんはホテルに連行されたと報じられた。少し前に学習者である王利軍さん、王翠英さん、郭仲香さんが不当に拘禁されている黑巣―懐仁市生態園老人ホーム6階の洗脳クラスではと思われる。

 2021年5月12日夜9時頃、懐仁市の学習者である王利軍さん、王翠英さんが連行された。王利軍さんの自宅が突然停電したので、王利軍さんがドアを開けて原因を調べに行こうとすると、階段の入り口で「あなたは王利軍ですか?」と聞かれた。王利軍さんが「はい」と答えると、彼らはすぐさま強制的に王利軍さんの家に突入した。そして 「法輪功を修煉していると言うなら、あなたを連行します。しかしあなたが法輪功を修煉していないのなら署名しなさい」と言った。王利軍さんが「私が法輪功を修煉するのはまったく違法なことではありません」と教えても、彼らは聞かなかった。強制的に王利軍さんを階下の彼らの車に押し込んだ。その時、王利軍さんはただスリッパを履いていた。

 その日の夜、王翠英さんも行方不明になっていた。王翠英さんの家族が派出所まで情況を聞きに行くと、派出所の警官は、公安局の国内安全保衛部門に行って探すようにと言った。家族が国内安全保衛部門に行って情況を尋ねると、「私達も上の政法委員会に指示を仰ぐのです」と答えた。

 王利軍さん、王翠英さんが連行された日の夜、他の何人かの学習者も嫌がらせを受けた。階下から電話をかけてきたり、外の電気メーターが壊れたと言われたりして、学習者が外に出るように誘導し騙して連行していた。

 王利軍さん、王翠英さんが未だ行方不明の状況で、別の学習者である郭仲香さんは懐仁市北壇西街コミュニティで連行された。同コミュニティの従業員は郭仲香さんの夫に電話をかけ、コミュニティに向かわせた。郭仲香さんの夫は郭仲香が連行されるのを恐れ、自分は法輪功を修煉していないと言い、コミュニティに赴いた。帰ってくると、郭仲香さんは夫の様子がおかしいと感じていた。翌日、コミュニティのメンバーが再度郭仲香さんの夫に電話をかけてコミュニティに向かうように言った。郭仲香さんは自分も行きたいと言い、夫と一緒に行った。コミュニティに着くと直ぐに夫婦2人とも連行された。聞くところによると郭仲香さんの夫は不当に1日拘禁された。

 それから紆余曲折を経て、聞くところによると「懐仁市生態園老人ホーム6階の洗脳クラスで、連行された学習者はここに拘禁されて迫害された。強制的に洗脳され、郭仲香さん達はそれぞれ20㎡足らずの部屋に拘禁された。外出は許されず、24時間監視されていた。郭仲香さん達の自由は不当に制限されていた」

 不当にも王翠英さんは7日間、郭仲香さんは40日間、王利軍さんは47日間拘禁された。

 2ヶ月後の7月12日、尹雪琴さん、劉敏さんもまた不当に拘禁され、強制的に洗脳された。

 (注:学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/14/428156.html)
 
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