文／中国の大法弟子
【明慧日本2021年11月8日】私が母と一緒に法輪功迫害の真実を伝えていた時、矍鑠（かくしゃく：年をとっても、丈夫で元気のいい様子）とした歩き方をする年配者に出会いました。 しかし、その年配の女性は88歳になっており、学校に行ったこともなく読み書きもできないのです。
私が女性に「『真・善・忍は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい』と心からの九文字を唱えればコロナウイルスを防ぐことができ、安全です」と話し始めると、女性はまず「真・善・忍は素晴らしい」を唱えました。そして私が「法輪大法は素晴らしい」というところまで言うと、急に興奮しながらこう話し始めたのです。「私は知っています！ 法輪大法もイエス様も、これらはすべて人にとって良いものです。一部の人が『法輪大法は悪い』と言ったとき、私は『法輪大法は素晴らしい』と反論したのですが、彼らは私に何も言わせませんでした。私は法輪大法は素晴らしいと思っています」と話しました。
私はその女性に「今の政府は無神論で、人々が神を信じることを認めていないのです。文化大革命でお寺や仏像が破壊されたことを経験しているでしょう？」と言うと、女性は「私はこの歳ですから、すべてを経験しています。最初の30年（共産党による信仰迫害）は、とてもひどかったのですが、今は少しよくなりました」と言いました。
帰ろうとすると、突然、女性が近づいてきて、神妙な面持ちで声を落としてこう言いました。「そろそろ王朝を変える時期です」。私は彼女の声をはっきりと聴きとれていましたが、無学な女性がそんなことを言うとはとても思えなかったので「もう一度言ってくれませんか？」と言うと、女性ははっきりとした口調で言いました。「もうすぐ王朝が変わる、王朝が変わります」
母は頷きながら女性に「あなたは『そろそろ王朝が変わる、共産党が崩壊する』と言っているのですか？」と聞くと、女性は頷きながらこう続けて言いました。「コロナウイルスは、共産党が原因だから神様は新しい王朝を望んでいます」
私は自分の耳を疑いました。女性はさらに続けてこう言うのです。「神を信じていない人、私に反論して法輪大法が悪いと言っていた人たちは、きっと後悔するでしょう」
そして、女性は私たちに「法輪大法はどのようにして学ぶのですか？ 法輪功の教会はありますか？」と尋ねました。私は彼女に「法輪大法は、真・善・忍に従って人々が善良であることを認める佛法であり、教会はありません。考えてみてください、真・善・忍が、人に悪いことをさせてしまうことがあり得ますか？」と言うと、女性は納得し頷きました。
母が女性に「将来大きな災害があったとき、この『心からの九文字』を忘れないでください。それが自分の安全を守ることになるのです」と話すと、女性は「はい、必ず覚えておきます」と言いました。
私たちはお礼を言い、女性の幸せを祈り、そして彼女に別れを告げましたが、女性は私達がそこを離れるのがとても名残惜しいようでした。
88歳の女性は、本当に普通の人ではなく、天機を理解し、知っている人だったのです。
