撫順市83歳の洪淑雲さん 2年の冤罪を着せられ拘禁される
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 【明慧日本2021年11月13日】(遼寧省=明慧記者)撫順市の法輪功学習者・洪淑雲さん(83)は2019年6月25日、望花区裁判所に懲役2年の実刑判決と罰金5000元を言い渡された。洪さんは撫順南溝留置場に送られたが、身体検査で血圧が200mmHgと診断され、留置場側の入所基準に満たなかったため、帰宅した。その後、洪さんは放浪生活を余儀なくされた。2021年9月、家に帰った洪さんは、間もなくして連行され撫順南溝留置場に拘禁された。

 2017年9月20日、撫順市望花区工農派出所の警官2人が、洪さんの家に押し入り、家宅捜索を行った。洪さんは「私は法輪功を修煉しており、真・善・忍の基準に従って良い人を目指している。法律を犯していないのに、なぜ私の家を荒らしたのですか?」と言ったのにもかかわらず、警官は身分証明書の提出を強要し、法輪功の書籍や法輪功創始者の写真、パソコン、携帯電話などを押収し、洪さんを連行してパトカーに乗せた。翌日、洪さんは帰宅した。

 2018年3月、工農派出所の警官は再び洪さんを派出所に連行して、さらに法輪功を放棄する署名を強要し、3000元の罰金を科そうとした。

 洪さんは、自分が以前深刻な気管支炎と喘息などの病気を患ったことがあるが、法輪功を学んだおかげで元気に回復した。法輪功を学ぶことは間違っていない、法輪功学習者を迫害することこそが罪である、3000元の罰金を払うべきではないと主張した。その後、嫁が洪さんを家に連れて帰った。

 2019年3月5日、望花区検察庁の4人が洪さんの家にやって来て、「今から、あなたの案件の裁判を行う」と言ってサインを求めた。洪さんはサインしなかったが、嫁がサインをしたので、彼らは帰っていった。

 2019年3月23日、望花区検察庁の数人が再び洪さんの家に来て、「起訴状を持って来た。裁判所で裁判を行うから、望花区裁判所に行け」と言った。 洪さんは「歩けないから行きません」と答え、罪を犯さないように警官を説得した。最後に、警官は「行かないなら、10日後に家に来て裁判をするぞ」と言った。

 2019年4月15日、望花区検察庁の6人が、洪さんの家に来て、ある書類を読み上げた。5月31日、望花区検察庁の7人が来て、「案件は再審する必要がある」と嫁にサインをしてもらおうとしたが、洪さんが「サインしないで」と言ったので、嫁はサインをしなかった。

 2019年6月20日、撫順市望花区裁判所の関係者が洪さんの自宅に行き、洪さんに懲役2年の実刑判決を言い渡し、5000元の罰金を科した。同日、洪さんは撫順南溝留置場に送られ、身体検査で血圧が200mmHgと診断され、入所基準に満たなかったため、帰宅した。

 その後、洪さんは放浪生活を余儀なくされた。

 2021年9月、家に帰った洪さんは、間もなく連行され撫順南溝留置場に拘禁された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/5/433285.html)
 
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