北京の学習者・侯宇新さんに懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2021年11月25日】(北京市=明慧記者)北京の法輪功学習者・侯宇新さんは、不当に連行され、拘禁されてから1年以上が経過した。侯さんの家族は11月8日、侯さんが懲役4年の実刑判決を宣告されたことが分かった。現在、侯さんは北京第一高等裁判所に控訴している。

 2020年8月12日、侯さんは居住地から出かけた際、私服警官に連行された。その後、警官は家宅捜索を行い、パソコン2台、法輪功の書籍などの私物を押収し、侯さんを昌平支局平西府派出所に拘束した。14日夜、侯さんは迎えに来た家族とともに家に帰った。

 平西府派出所の案件担当の警官は侯さんに電話をかけ、「居住監視の期間が終了し、『保証人を立てて尋問を待つ』ように変更する。その手続で派出所に来てほしい」と言った。2021年2月21日、侯さんが平西府派出所に行ったところ、その場で拘束された。2月22日、身体検査を受けた後、侯さんは昌平留置場に送り込まれた。

 2月24日、北京市検察庁第一分院から、侯さんに対する逮捕状が家族のもとに届いた。逮捕通知書には北京市公安局の公印が押してあり、2月18日に発行されたものだと明記している。

 7月30日、昌平区裁判所はコロナの流行期間を口実にして、侯さんに対するオンライン裁判を行ったが、その後、一切の情報が入って来なかった。家族は裁判長に手紙を出したが、受け取ってもらえなかったという。

 11月8日、家族は昌平裁判所からの判決文を受け取った。11月4日に侯さんが懲役4年の実刑判決を宣告されたことが分かり、納得しなかった。現在、侯さんは北京第一高等裁判所に控訴している。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/23/433929.html)
 
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