黒竜江省の李桂月さん 冤罪晴れぬまま死亡
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 【明慧日本2021年11月28日】(黒竜江省=明慧記者)黒竜江省ハルビン市依蘭県(いらんけん)の法輪功学習者・李桂月さんは、2015年5月に懲役5年の実刑判決を不当に言い渡された。李さんは、黒竜江省女子刑務所で毎日殴られたり、罵られたりして、苦しみをなめ尽くした。2020年5月16日に解放された時、ガリガリに痩せ、衰弱しきって全身が痛くて、身動きできない状態になった。食事もできず、ベッドに横たわっていた。2021年8月6日、冤罪が晴れないまま52歳で亡くなった。 

李桂月さん

 出所してからの1年間、李さんは、早朝に突然目が覚めて、恐怖で震えながらでたらめをなことを言っていたこともあれば、昼間に家族と一緒に食事ができないので、茶碗を持って床にしゃがみ、頭を下げて無言で食事をすることもあった。「彼女たちは毎日私を殴った!毎日!」と独り言を呟き、時にはその無力な目で周りを見渡し、心の中にある恐怖と悲しみを隠すことができなかった。家族は、黒龍江省女子刑務所で密かに薬物を飲まされて、このような状態になったのではないかと疑っていた。

 法輪功迫害の真相を伝えたとして、李さんは何度も迫害を受けた。2000年の冬、李さんは北京に陳情に行ったところ、再び依蘭県に連行された。万家労働教養所に1年間拘禁され、強制的な洗脳、奴隷労働、独房監禁、拷問などを受けた。

 2011年11月14日午前、李さんは家宅捜索をされた。警官は法輪功の書籍などを押収し、李さんを連行しようとしたが逃れ、李さんは放浪生活を余儀なくされた。李さんはジャムス市に移り、一人暮らしの90歳の朝鮮族女性を介護した。2015年5月16日、人々に迫害の真相を伝えたことで再び連行され、懲役5年の実刑判決を受け、黒竜江省女子刑務所に監禁された。

 黒竜江省女子刑務所にいた期間中、李さんは毎日あらゆる方法で殴られ、罵られるなどの迫害を受けた。小さな椅子に座らされ、毎日殴られ、睡眠も許されなかった。

中共体罚示意图:长时间罚坐

拷問のイメージ図:長時間、小さな椅子に座らされる

 刑務所の警官や受刑者は李さんを罵ったり、ご飯を食べさせなかったり、トイレに行かせなかったりしていた。時々、数人の受刑者が李さんの膝を蹴り、首を絞めて残虐に殴った。

中共酷刑示意图:殴打、撞头

拷問のイメージ図:殴打され、頭を壁にぶつけられる

 李さんは出所日の2020年5月16日、囚人服の着用を拒否した。李さんは警官に殴られ、強制的に着せられた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/18/433735.html)
 
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