【明慧日本2021年11月30日】法輪功学習者(以下、学習者)は11月20日、ドイツのアウグスブルクでイベントを開催した。これは中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の罪を明らかにするもので、多くの通行人が、迫害に反対する学習者を支持する署名をした。また同日、学習者は市内と郊外で車のパレードを行い、法輪功の素晴らしさを示し、中共の迫害を明らかにした。沿道の人々の中には、応援の拍手を送る人もいた。
ケネディ・プラッツのシティシアター前のカーパレード |
歩行者天国のブースで、迫害を受けている学習者を声援し署名する人々 |
アウクスブルクはドイツ南部のバイエルン州にあり、州都ミュンヘンから数十キロに位置している。ドイツ神聖ローマ帝国時代には自由都市であり、ドイツで2番目に古い都市である。ドイツで最も祝日の多い都市でもあり、ドイツでは唯一、8月8日に行われる公式のお祭り「アウクスブルク平和祭」が開催される。
学習者の車でのパレードは、警察のパトカーが先導した。アウクスブルグの展示場(メッセ)を出発し、セオドア・ホイス・プラッツ(Thodor Heuss Platz)、レッドゲートウェイロード(Rote Torwallstr)、市立劇場のあるケネディ・プラッツ(Kennedy Platz)など、市内の有名なエリアを通り、郊外などまで3時間に及んだ。沿道の人々の中には手を振る人もいれば、親指を立てたり、写真を撮る人もいた。多くの人々は静かに見守っていた。
「中国で起きていることは確かに不公平です」
都心の歩行者天国に設置されたブースには、迫害を受けている学習者を声援する署名活動に多くの人が参加した。「私はミュンヘンでもこうしたイベントを見たことがあります。実際に何が起こっているのかが分かりました。その時は、急いでいたので署名しませんでした。今またこのイベントで見ると、署名しない理由はないと思います」。そうコメントした語学教師のフラウハインさんは、娘さんと共に署名した。
フラウハインさんは、中共が真・善・忍を実践する学習者を迫害していることについて「中国で起きていることは確かに不公平です」と語った。彼女は、中共が学習者から生きたまま臓器を摘出することを学習者が公にすることは「非常に重要」と感じ、より多くの人々が学習者への迫害に対する声援を示すために来てくれることを期待していると述べた。そして帰る際、学習者の成功を祈っていた。
学習者とは何か、中共はなぜ真・善・忍を実践する人々を迫害するのか、中共が生きたまま学習者から臓器を摘出する悪事についての真実を熱心に聞くと、ある女性はすぐに学習者への迫害に対する声援の署名をした。彼女は、自分は旧共産圏のルーマニア出身で、共産党の性格や自国民への扱いをよく知っていると語った。署名後、彼女は「法輪功を学びたい」と表明した。学習者が「近くの煉功場や連絡先が掲載されている関連サイトにアクセスしてください」と回答すると、嬉しそうに帰って行った。