武漢の銭菊香さん 洗脳班まで連行される
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 【明慧日本2021年12月11日】武漢市江夏区の法輪功学習者・銭菊香さんは、法輪功迫害の実態を人に話したという理由で15日間拘留された。銭菊香さんは、11月2日、15日間の不法拘束から釈放されるはずだったが、警官は釈放の通知を無視して、銭さんを洗脳班に連れて行き、そこに拘禁されている。銭さんの家族は、110番や市長ホットラインに電話して銭さんの居場所を探したが、未だに拘禁されている正確な場所は分からなかった。

 銭さんは、2021年10月17日、法輪功迫害について人に話したことを通報され、連行された。銭さんは武漢市第一女子監禁所で15日間不法に拘留された。警官は銭さんの家族に、地元の住民委員会が11月2日に銭さんを迎えに行くと伝えた。

 10月31日、江夏区610弁公室の人員が銭さんの夫に電話をかけ、2日後に洗脳班に連れて行くと告げた。

 銭さんの家族が11月2日に監禁場所に行ったとき、銭さんはすでに江夏区政法委員会の彭という人員と紙坊派出所の蒋国文と数人の私服警官に連れて行かれていた。

 銭さんの家族は、地元の住民委員会の役員やスタッフに銭さんの居場所を問い合わせたが、全員が銭さんの居場所を知らないと答えた。

 その後、家族は銭さんの失踪を警察に届け出て、市長のホットラインに電話して、正義を求めた。警官は、銭さんを洗脳班に連れて行ったことを家族に告げたが、銭さんの拘束場所についての詳細は明らかにしなかった。

 銭さんは1998年に法輪大法の修煉を始めた。法輪功を修煉する前は、銭さんは無職で、麻雀が好きで、健康状態も良くなかった。そんな銭さんに対して親戚や近所の人たちは自分に優しくしてくれないと思っていた。人々は皆、一生懸命生きていて毎日疲れ果てているように感じていた。

 銭さんは法輪功を修煉し始めてから、毎朝集団煉功に参加し、昼と夜にはみんなと一緒に『轉法輪』を読み、真・善・忍の原則を理解した。それ以来、毎日明るい気分で過ごし、食欲もあり、体重も増え、罵声をあげて遊ぶこともなくなり、人にも優しく接するようになった。

 1999年7月20日、邪悪な中国共産党と江沢民は、法輪功への残酷な迫害を開始した。銭さんは修煉の環境を失っただけでなく、当局から何回も連行され、拘禁された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/13/433578.html)
 
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