佳木斯市の孔凡英さん 長期に迫害され死亡(二)
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明慧日本2021年12月11日】(前文に続く)

 四、佳木斯西派出所と亜麻工場コミュニティの犯罪行為

 2007年6月20日午前9時、佳木斯西派出所と亜麻工場コミュニティの関係者6人が、私服でパトカーを運転して、亜麻工場の住宅地に侵入し、龔三竜さん夫婦の家のドアを約10分間ノックした。

 続いて、警官らは孔さんの家に侵入し、カメラを持って撮影した。

 警官らは再び龔三竜さんの家に戻り、約40分間ドアをこじ開けたり叩いたりした。近所の多くの住民が集まって見ていた。

 五、再び連行され、金銭を強制的に取られた

 2013年11月6日午後9時頃、孔さんは郊外の友誼区で迫害の実態が書かれている資料を配布していた時、ある若い男性に通報された。若い男性は孔さんを自転車から3回も引きずり降ろし、袖を引っ張って離さず佳西派出所に通報した。 間もなく、パトカーが到着し、孔さんは心臓発作を起こしたにも関わらず、佳西派出所の3人の警官に連行された。

 佳西派出所で、孔さんは腎臓病も再発し、一晩に10回以上もトイレに行った。また、骨盤の神経痛で背筋を伸ばすことができなくなった。警官は孔さんの手を掴んで拇印をおさせサインさせたが、孔さんは書類に何が書いてあるかさえ知らなかった。

 当時、孔さんは長時間座ることも立つこともできないため、家族は2000元を支払い、孔さんは釈放された。

 六、絶え間ない嫌がらせ、脅迫を受ける

 20年以上にわたり、孔さんは中共の警官に何度も連行され、さらに金銭を強制的に支払わされ、恐怖と精神的なプレッシャーの中で日々の生活を送ってきた。孔さんはやむを得ず、何回も引っ越しをした。

 2021年6月、興佳コミュニティの書記は孔さんの夫を呼び出し、孔さんの代わりに法輪功を放棄する誓約書に署名することを強制した。孔さんの夫は脅迫され、誓約書に署名し、このすべては録画された。

 また6月に、興佳コミュニティ、松林派出所、木材コミュニティの関係者は、孔さんの新しい住所にやって来て、嫌がらせをした。その時、孔さんは車椅子に座って、すでに話すこともきず、自力での生活ができない状態だった。 警官の1人が孔さんと一緒に写真を撮ってから、彼らは去っていった。

 嫌がらせを受けた孔さんはショックを受け、体重が激減して持病も再発した。7月8日に病院に運ばれ緊急措置をとったが、7月10日午後8時に亡くなった。

 (完)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/1/434229.html)
 
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