法輪功を学んで病気が完治した張国亮さん 不当に連行
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 【明慧日本2021年12月24日】湖南省の法輪功学習者・張国亮さん(44歳男性)は12月14日、自営の店で仕事をしていたとき、公安県夾竹園鎮派出所の警官に押し入られた。警官は「少し話を聞く」と張さんを騙してパトカーに乗せ、連行した。その後、家族は張さんの解放を求めたが、拒否された。

 1996年10月1日、19歳の張さんは兵役中で、軍隊での会食の際、厨房が魚介類を余分に買ってきて食べきれなかったため、次の日に残しておいた。翌日それを食べた後、食中毒が発生し、張さんが最も重症で、病院の検査で難病の「IGA腎症」と診断され、特効薬がなかった。その病気が進行すると尿毒症になるので、軍隊は張さんを第二等B級障がい軍人と認定した。

 そして、張さんは普通の病院で治療し、漢方医にも見てもらい、民間療法も試して、3カ月近く治療したが、軍隊に戻った当日の夜に再発した。その後、張さんは法輪功が病気治療に効果があると知り、法輪功を学ぶことにした。3カ月後、張さんは完全に回復でき、しかも、患っていた皮膚病も完治した。以前、医者に体のために結婚しないようにと勧められたが、法輪功を学んでから1997年末、張さんは結婚し、元気な娘も生まれた。

 1999年7.20、中国共産党当局は法輪功への弾圧を開始した。張さんはその後、法輪功を学び続けているとして、2002年7月、公安県裁判所に懲役3年6カ月の判決を下され、武漢琴断口刑務所に収容され、さまざまな迫害を受けた。

 近年、張さんと妻はコミュニティの人からの嫌がらせを受けてきた。彼らは毎回、張さんの店に行くと、写真を撮ったりしていた。ある日、彼らは店に来て、張さんに「法輪功を学ばないとサインをしたら、おまえの名前をリストから外す。今後もう店に来ない」と言った。張さんは「私は法輪功を学ばなければ、とっくに死んでいますよ」と言った。彼らも張さんが以前、患った腎臓病が、法輪功によって完治したと知っている。

 2021年から、夾竹園鎮派出所の陳洋は指導員になった後、常に同鎮の法輪功学習者を嫌がらせするようになった。2021年4月25日午後、夾竹園鎮派出所の警官4人は張さんの家に行って嫌がらせをし、写真を撮った。

 近頃、当局の「ゼロ行動」により、警官は張さんに嫌がらせをし続け、法輪功を止めるというサインも強要したが、張さんは拒否した。

 2021年12月14日午前10時すぎ、陳は6人の警官を率いて、張さんの店に押し入った。拘留証を出し、張さんを連行しようとした。張さんは従わず、警官に法輪功の素晴らしさを伝えたが、「話を聞くだけで、すぐに帰宅させる」と言われ、パトカーに乗せられた。警官は張さんの妻にサインを強要したが、拒まれた。パトカーは県城の方へ向かった。

 その後、家族は数回も張さんの解放を求めたが、解放されなかった。

 店の経営で一家の生計を維持しているが、張さんが連行されて、一家は経済的に困難に陥っているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/16/434904.html)
 
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