【明慧日本2021年12月26日】山東省聊城市東昌府区の5人の法輪功学習者(以下、学習者)が7月27日に聊城市東阿裁判所に不当に開廷された。郭秀萍さん(70歳)は懲役2年10カ月の実刑判決を宣告され、華麗琴さん、李桂華さん(75歳)は懲役2年3カ月の実刑判決、孫春娥さんは懲役10カ月の実刑判決、陳軍さんは懲役8カ月の実刑判決を宣告された。
2020年10月16日夜9時ごろ、済南市鉄道公安局、聊城市駅派出所は聊城市東昌府国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下国保)、古楼派出所の警官十数人は聊城市東昌府区の学習者・華麗琴さんの家に侵入し、陳軍さん、華麗琴さん、孫秀娥さん、李桂華さん、張亮さん、徐紹霞さん(69歳)と華麗琴の夫の7人を駅派出所に連行した。駅派出所はすべての学習者に対して指紋を取り、1人1万元の保証金を強要し、その日の夜と翌日に不当に7人の学習者を連行した。郭秀萍さんの家を家宅捜索し法輪功書籍『轉法輪』、真相資料、私有物を押収した。
10月17日午前7時、冠県派出所、聊城駅派出所は郭秀萍さんの私有物を押収する際、郭秀萍さんの子供のコンピューター、プリンターと用紙を奪い去った。家族は、2度にわたり子供の事務用のコンピュータなどの物品を返すよう派出所に求めたが、派出所は返却しなかった。
10月18日、駅派出所の警官は連行した7人に対して「保釈」の手続きを行い、学習者の携帯電話の電源を24時間オンにして、警官が呼んだらすぐ来るように告げた。
11月11日午前、聊城駅派出所、東昌府区の610、周生橋国保、古楼派出所、古楼事務所コミュニティなどの1十数人がパトカーで、東昌路パイプライン局の家族団地に行き、3人の学習者・陳軍さん、呂鳳雲さん(85歳)、林海燕さん(80歳近い)の家の家宅捜索をして法輪功の本、真相紙幣(法輪功迫害の実態が書かれた紙幣)などを押収した。その他の3人に学習者に嫌がらせするように試みたが、家の中が無人のため、思いどおりにならなかった。駅派出所は午後、再度学習者・陳軍さんを派出所に連行して写真を撮った。陳軍さんは当日家に帰った。
2021年1月10日の前に、聊城駅派出所の所長・斉道富は学習者を連行することを計画し、1月12日、孫秀娥さん、李桂華さん、郭秀萍さん達に電話をして嫌がらせをし、学習者と家族を騙した。13日午前9時、手続きを完了する、「警備預金を取りに来い」など言ったが、その後、孫秀娥さん、李桂華さん、郭秀萍さんなどの数人を拘束した。1月14日に彼らが手元に持っていた物品と不当な拘禁の知らせ(郭秀萍さんは拘留証明書です)を取って来るように家族に告知した。同時にこれらの学習者を不当に聊城市ジ平区留置場に拘禁した。
1月20日、陳軍さんは聊城駅派出所に連行されて、不当に拘禁された。同時に9人の学習者が不当に拘禁された。2月の初め、警察署、検察庁、裁判所の人員はこれらの学習者を陥れることを事前に計画していた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)