ほぼ失明の雷小利さん 不当に懲役3年の実刑を宣告される
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 【明慧日本2021年12月27日】(陝西省=明慧記者)西安市辛家廟太和居に在住の法輪功学習者・雷小利さんは2021年12月20日、蓮湖区裁判所に懲役3年の不当な判決と5000元の罰金を科された。

 雷さんは両目がほとんど見えないため、家族に頼って普段の生活を送っている。法輪大法を学んだ後、「真・善・忍」に従って行動するようになった。

 2021年3月25日、雷さんが「現金自動支払機にパンフレットを置いた」という理由で、蓮湖区大蓮花池派出所の警官らにより連行された。翌日の3月26日、雷さんは西安蓮湖区留置場に拘禁され、現在に至るまですでに9カ月が経過した。

 4月、雷さんの自宅が大蓮花池派出所の警官によって家宅捜索を受けた。雷さんが大蓮花池派出所に連行された時、担当の警官・馬聡は、雷さんの目が見えないことを知りながら、「罪を認めてサインをしなさい」と強要した。また、警官は家族に電話番号を残すために書かせたが、自分の電話番号は家族に教えなかった。

 6月中旬、雷さんを罪に陥れる資料は西安市蓮湖区検察庁に提出された。6月末には、雷さんは蓮湖区裁判所に起訴された。蓮湖区公安局、検察庁、裁判所は、雷さんの自宅から押収した現金自動支払機の写真を証拠としているが、写真には雷さんが映っていないだけでなく、パンフレットも存在しない。

 8月13日、雷さんは蓮湖区裁判所で不当な裁判を受けた。当日、蓮湖裁判所の裁判官はコロナの感染防止を口実に、雷さんの数人の家族を入廷させず、法廷の外で待機させた。雷さんの弁護士は法廷で弁護を行い、無罪を主張した。

 12月20日、家族は雷さんが蓮湖区裁判所から懲役3年の実刑判決を言い渡され、5000元の罰金を科されたという通知を受け取った。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/22/435166.html)
 
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