甘粛省敦煌市の呂豊梅さんに、再度懲役3年6カ月を宣告
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 【明慧日本2021年12月31日】(甘粛省=明慧記者)甘粛省敦煌(とんこう)市の法輪功学習者・呂豊梅さん(50)(以下、学習者)は、不当に懲役3年6カ月の実刑判決と5000元の罰金を科され、2021年12月21日に蘭州市女子刑務所に拘禁された。

 呂さんは2021年2月25日午後、地元の警官らにより連行されて家宅捜索を受け、パソコンと携帯電話などの私有物を押収された。その後、呂さんは敦煌市留置場に拘禁された。

 2021年8月11日、敦煌市裁判所は呂さんに懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡し、5000元の罰金を科した。呂さんは判決を不服として、法律に基づいて控訴したが、2021年12月18日、酒泉高等裁判所は一審判決を維持した。

 呂さんを拘禁している敦煌市留置場側は「5000元の罰金を支払わないと、家族との面会をさせない」と脅迫し、家族に5000元の罰金を支払わせた。

 2021年12月21日午後、呂さんは蘭州市女子刑務所に移送された。

 かつて2年6カ月間拘禁された

 2007年4月11日、呂さんと敦煌市の7人の学習者が地元の警官に連行され、阿克塞県留置場に拘禁された。

 2007年10月22日、阿克塞県留置場で6カ月以上拘禁されていた呂さんとほか7人の学習者は、阿克塞県裁判所と検察庁による不当な裁判を受けた。学習者8人全員はそれぞれ不当な判決を下され、その中の呂さんは懲役2年6カ月の実刑判決を宣告された。刑務所で、呂さんは警官や受刑者からの厳しい迫害を受けた。

 2017年4月中旬、呂さんは派出所の警官およびコミュニティの関係者から「まだ法輪功をやっているか?」と嫌がらせを受けた。また、パソコンを持っているかどうか、本人と家族の電話番号を聞かれたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/25/435305.html)
 
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