楽山市嘉州刑務所でトウ維勇さんが拷問を受け意識障害に
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 【明慧日本2022年1月6日】四川省成都市の法輪功学習者・鄧(トウ)維勇さんは、同省楽山市の嘉州刑務所内で、法輪功をやめることを拒否したため、飢えと長時間の労働を強いられた。

 鄧さんは9月1日朝、何時間も体罰を受け倒れた。1ヵ月の入院の後、失禁し、意識が朦朧状態に陥ったことで刑務所に戻された。

 刑務所は7月、すべての受刑者にワクチンを2回接種するよう強制した。7月22日に2回目の注射を受けた後、鄧さんは副反応を起こし、嘔吐、脱力感やめまいがした。また下痢をし、冷や汗をかいた。看守は医療を提供し、休ませる代わりに、鄧さんの仕事量を増やした。鄧さんは電子部品の組み立てを延々とやらされた。独房に戻ると、午後10時の就寝時間まで、決められた小さな輪の中でじっと立っていなければならなかった。

 鄧さんはこの拷問でしばしば気を失い、刑務所の診療所に送られた。それでも看守は、休憩なしで鄧さんを労働場で働かせ続けた。看守は、病人はあまり食べてはいけないと言って、鄧さんが買った食べ物を全部没収した。

 鄧さんは、毎晩起きて水道水を飲まなければ眠れないほど、飢餓状態に陥った。8月17日には、トイレを探すのに迷うほど体調が悪く、衰弱していた。その時初めて、看守は鄧さんに食べ物を返した。

 身体的虐待は、鄧さんの健康状態の悪化に関係なく続けられた。8月30日から9月1日にかけて、鄧さんは朝の立たされる拷問で意識を失った。9月1日に病院に運ばれ、1ヵ月間入院した。病院で鄧さんを見た人の話では、鄧さんは意識がはっきりしていないため、しばしば失禁したということだった。刑務所が医療仮釈放に同意したという情報があったが、まだ確認されていない。

 鄧さんと妻の李秀英さんは2018年5月5日、法輪功を学んでいることを理由に自宅で連行された。警官は最初、夫妻を新津洗脳班に拘束し、その後、郫都区拘置所に移送した。

 警官は夫妻の自宅から押収した法輪功の本とパソコンを夫妻の証拠とし、事件を検察院に送った。夫妻は2019年12月26日、成都市の錦江区裁判所で裁判を受け、裁判官は鄧さんに懲役4年、李さんに懲役2年6カ月を言い渡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/29/434166.html)
 
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