安徽省馬鞍山の法輪功学習者2人に不当判決
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 【明慧日本2022年1月13日】安徽省馬鞍山(まあんさん)市花山区裁判所は2021年10月16日、法輪功学習者・呉さんと劉さんに対して裁判を行い、呉さんに懲役2年6カ月、劉さんに懲役1年2カ月の実刑判決を宣告し、さらに、劉さんに罰金6千元(約11万円)を科した。

 呉さん(50代男性)は新しい学習者で、正直で真面目で、会社ではかなり評判の良い人である。家でも父として夫として優しく、ローンで娘に車を買ってあげたり、うつ病の妻の面倒を看ている。2021年5月、呉さんが突然行方不明になった。その後、現地の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに連行されたことが分かった。

 劉さん(78歳女性)は、古い学習者である。2021年8月3日午前8時過ぎ、花山区国保と花山派出所及び現地エリアの政府管理機関者ら15、16人がいきなり劉さんの住宅に押し入り、家宅捜索を行った。劉さんは花山警察支署まで連行されて尋問された。劉さんの息子も警官に呼ばれ、サインを強要された。午後4時、劉さんは解放されたが「住宅監視」となった。

 その後、劉さんは起訴され、留置場に拘禁された。もともと健康だった劉さんは急に血圧が190mmHgに上がり、心臓の調子も悪くなった。警官3人は家族と劉さんを病院に連れて行き、身体検査を行った後、帰らせた。

 2021年10月16日、花山区裁判所は呉さんと劉さんに対して裁判を行い、呉さんは法輪功の資料を配布したとして懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡された。劉さんは呉さんに資料を渡したとして家宅捜索をされ、懲役1年2カ月、罰金6千元を科された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/9/436620.html)
 
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