9年の迫害を受けた瀋陽市の法輪功学習者・呉乃英さんが死亡 
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 【明慧日本2022年1月18日】累計9年の迫害を受け続けていた瀋陽の法輪功学習者・呉乃英さんは、2021年12月16日午前1時、66歳で亡くなった。呉乃英さんは遼寧省女子刑務所で2回、龍山教養院で1回の不当な迫害を受け、心身に大きなダメージを受けていた。

'吴乃英'

吴乃英さん

 呉乃英さんは、瀋陽市瀋河区の万寿寺地区に在住。 1997年頃、彼女は法輪大法を修め始め、「真・善・忍」の理念に基づき、自分に厳しく要求し、徳を重んじ、善行を積んできたため、近所では良い人だと認められていた。

 1999年7月20日、中国共産党が猛烈な勢いで法輪功に対する迫害を開始した後、呉乃英さんは法輪功の修煉を諦めず、5回の強制連行、1回の不当労働による再教育、2回の不当判決、累計9年の迫害を受け続けた。

 一、信仰を貫き、拘置所や洗脳班に不当に収容され、迫害を受ける。

 2000年、呉乃英さんは法輪大法を修煉したとして、15日間不当に拘束された。 2001年、瀋河区の洗脳班に強制連行された。

 二、瀋陽龍山教養院で2年間の不当な労働による再教育

 2003年8月、呉乃英さんは瀋陽龍山教養院に強制連行され、2年間の不当な労働で再教育を受けた。

 2004年5月6日、龍山教養院院長の李鳳石、管理課の李生元、王学濤、王宏齢などの警官らは、呉乃英さんを激しく殴り、3本の電気棒で同時に電気ショックを与えた。

拷問のイメージ図:数本の電気棒で電気ショックを与える

 三、4年の不当な判決を受け、遼寧省女子刑務所で初めて迫害を受ける

 2008年8月10日午後8時、呉乃英さんは大東区万蓮社区で大東区支部東塔空港派出所の警官らにより黒いフードを被せられ、両手を後ろにして手錠をかけられ連行された。

 2008年10月29日、呉乃英さんは大東地方裁判所に懲役4年の不当判決を受け、2009年1月13日、遼寧省女性刑務所2区に連行され、暴言、侮辱、過酷な労働などの迫害を受けた。

イメージ図:刑務所での強制労働

 四、さらに3年の不当判決、遼寧省女子刑務所で再び迫害を受ける

 2015年5月1日、中共の最高裁判所が「すべての案件は必ず立案し、すべての告訴は必ず受ける」という方針を発表した後、呉乃英さんは2015年6月15日、江沢民に対する刑事訴追を求める告訴状を最高検察庁に郵便にて提出した。

 それに対し、法輪功を迫害する非合法組織「610」と瀋陽市政法委は、「監視カメラで呉乃英、劉徳服らが法輪功迫害の実態が書かれたパネルを吊るす映像を捉えた」と言った。それを口実に報復を行った。

 2016年11月14日午前11時過ぎ、瀋河区大南派出所の警官ら5人は呉乃英さんの自宅に押し入り、呉乃英さんと学法(法輪功の本を勉強する)していた他の3人の法輪功学習者を連行した。 また呉乃英さんの自宅から大量の私物を押収した。

 2016年11月16日、呉乃英さんは瀋陽市拘置所に連行され、その後瀋陽242病院に移送され、不当に拘禁された。 半月後、彼女は再び拘置所に連行されたが、その時の血圧は220mmHgに達していた。

 2017年9月29日、呉乃英さんは瀋河区裁判所から不当に3年の刑を言い渡され、2万元(約35万円)の「罰金」を強要された。

 2018年1月9日、呉乃英は再び遼寧省女性刑務所に連行され、迫害を受けた。

 2019年11月、3年間の不当な迫害を受けた呉乃英が女性刑務所から解放された時は、言葉が喋れず、意識が朦朧とした状態だった。 帰宅後、刑務所での迫害を思い出した。下肢の痛み、息切れ、呼吸困難、排泄がうまくできないなどの症状が出た。

 2021年12月16日午前1時、肉体的にも精神的にも激しい迫害を受けていた呉乃英さん、66歳でこの世を去った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/14/436822.html)
 
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