山東省の孫永芹さん 信仰を理由に懲役3年の判決を宣告される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年1月19日】山東省濰坊市在住の法輪功学習者・孫永芹さん(女性)はこのほど、懲役3年の判決を宣告された。

 孫さんは2020年2月28日、法輪功に関する資料を配布したために連行された。孫さんは昌邑拘置所に連行され、1万元の保釈金を支払った後、5日後に釈放された。

 2020年9月、昌邑国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の劉長恩は、孫さんの自宅に行き嫌がらせをした。孫さんは、90歳近い義父がうつ病であるため、逃げ出すことを恐れ、ドアを開けることを拒否した。

 2021年5月31日に、息子の家にいる孫さんは派出所に連行され、身体検査を受けた後、昼過ぎに昌邑留置所に連行された。

 6月5日と16日に家族が面会に行き、服を届けに行った時、2回とも看守に阻止された。それから6月20日、孫さんは濰坊留置所に移された。

 7月13日、孫さんは弁護士を要求した。翌日、警官は孫さんの息子に知らせた。家族は弁護士を雇い、7月17日に孫さんとオンラインビデオを通して会話をした。弁護士は、家族の求めに応じて、孫さんに法輪功を放棄するように説得したが、孫さんは、「自分の病気の多くは法輪功を修煉することで回復したので、法輪功を放棄することはできません」と言った。

 警官は、9月6日に孫さんの事件を高密市検察庁に提出した。10月27日、高密市裁判所は、オンラインで開廷して、孫さんを裁いた。12月12日、孫さんは懲役3年の判決を受けた。現在、孫さんは濰坊留置所に拘禁されている。

  明慧ネットが収集した情報によると、2020年、山東省では2000人以上の法輪功学習者がさまざまな形で迫害を受けたという。4人の学習者は迫害されて死亡、76人が判決を受け、785人が連行、536人が家宅捜索され、985人が嫌がらせを受け、21人が放浪生活を余儀なくされ、165人が洗脳班に連れて行かれ、12人は年金を停止された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/25/435298.html)
 
関連文章