武漢市の印文燕さん(84)は、判決を下される
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 【明慧日本2021年1月21日】武漢市武昌区の公安局、検察庁、裁判所の三者は手を組んで法輪功学習者・印文燕さん(84歳女性)を陥れた。印さんは、裁判所に懲役1年、執行猶予1年(2021年10月22日から2022年10月21日まで)と罰金2000元(約3万6000円)の不当判決を下された。

 印さんはその後、武昌司法局水果湖司法所の盛という男から「執行猶予の日から10日以内に司法所に連絡し週2回顔を出しなさい。もし、武漢市を離れることがあったら、必ず事前に申請することが必要だ。俺たちはあなたの行く先の司法所に連絡しなければならない。向こうの司法所が受け入れれば、武漢市から離れることを許す」と言った。

 印さんはエンジニアで、武漢市医薬設計院を定年退職し、現在、武昌区東亭小区に住んでいる。

 2019年8月2日午前、印さんは武昌区水果湖の街で人々に法輪功が迫害されている実態を話し、その資料を渡したが、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に撮影され、水果湖派出所に通報された。そして、8月5日、派出所の警官は監視カメラを見て、印さんの住所がわかり、印さんの家へ行って家宅捜索を行い、印さんを派出所まで連行した。派出所で警官は、夜中2時まで印さんに尋問してから帰宅させた。

 その翌日、武昌区公安支局は印さんに「保釈」を決定した。2020年8月5日から、武昌区公安支局の警官は印さんに「居住監視」を実施し、2021年3月5日、武昌区裁判所は印さんに「保釈」を認めた。

 その間、印さんの息子は病気で亡くなり、夫も死亡し、とても悲しんでいる中、コミュニティ、派出所、裁判所の人からの嫌がらせ、脅迫が絶えなかった。

 2021年10月、印さんは気分転換をしようと、親戚の家に行ったが、警官から嫌がらせの電話ばかりかかってきた。

 それで、親戚を巻き込まないように、高齢の印さんは自宅へ帰るしかなかったが、警官に「案件が武昌区公安支局から武昌区検察庁に移した」と告げられた。

 2021年12月末、武昌区裁判所の2人は印さんの家へ行き、印さんに「コミュニティの更生の通知書」、「コミュニティの更生の受諾の保証書」、「湖北省武漢市武昌区裁判所による執行通知書」、「湖北省武漢武昌区裁判所の刑事判決書」の4通を渡した。

 84歳の印さんは、武昌区裁判所に「邪教組織を利用して法律の実施を破壊した」という罪を被せられ、判決を下されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/15/436841.html)
 
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