中南財経政法大学の職員・羅静さん 不当判決くだされ解雇
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 【明慧日本2025年5月5日】湖北省武漢市の中南財経政法大学に勤める法輪功学習者・羅静さんは、2023年9月に河南省洛陽市に省を跨いで連行され、不当に拘禁され冤罪を着せられた。2024年4月30日、洛陽市澗西区裁判所により懲役3年6か月の不当判決を受け、1万5000元の罰金を科された。

 明慧ネットの情報によると、河南省洛陽市の警官は2019年12月から2022年3月にかけて、重慶、湖北、北京、山東、河北、浙江、上海、遼寧などから20人以上の法輪功学習者を連行し、インターネットで法輪功の情報を広めたことを口実に、これらの法輪功学習者に重い判決を下した。武漢市の法輪功学習者・張霞さんは、河南省洛陽市澗西区の警官に省を跨いで連行され、1年以上の冤罪を着せられた後、2022年6月21日に洛陽市澗西区裁判所により懲役9年の判決を受け、3万元の罰金を科された。張霞さんは現在、河南省女子刑務所に不当に拘禁されている。

 羅静さんは中南財経政法大学南湖キャンパスの図書館管理者であった。2023年9月21日に連行され、家宅捜索され、すべての財産を略奪された。9月22日に河南省洛陽市公安局澗西分局により刑事拘留処分となり、10月23日に同分局により連行された。

 2024年4月30日、洛陽市澗西区裁判所は羅静さんに対し、懲役3年6か月の判決を下し、1万5000元の罰金を科した。刑期は2023年9月22日から2027年3月20日までとされた。

 羅静さんは上訴したが、二審裁判所は原判決を維持するとした。

 最近の情報によると、中南財経政法大学はすでに羅静さんを不当に公職から解雇した。この事件は同大学の教職員の間で大きな反響を呼んでいる。

 明慧ネットの報道による2024年の情報統計によると、湖北省ではのべ445人の法輪功学習者が中国共産党によるさまざまな迫害を受けた。その内訳は、9人が迫害により死亡、52人が不当判決を受け、計11.8万元の罰金を科された、29人が留置所に不当に拘禁され検察院や裁判所に送致され不当判決の危機に直面、188人が連行、27人が不当に洗脳施設に拘禁、140人が嫌がらせを受けた。迫害が特に深刻な地域は、武漢(のべ125人)、黄岡(のべ85人)、咸寧(のべ64人)、孝感(のべ60人)であった。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/17/492696.html
 
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