武漢市の70代の張思鋒さん 懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2025年2月17日】湖北省武漢市漢陽区の法輪功学習者・張思鋒さん(70代)は2024年5月12日、武漢市公安局江漢分局の警官に連行され、武漢市江漢区拘留所、江漢区留置場、漢陽区留置場に相次いで拘留された。今年1月下旬、張さんは武漢市漢陽区裁判所から懲役4年の判決を言い渡されたことが分かった。

 張さんは、武漢華源電力工程有限公司(華源電力グループ)の元職員で、漢陽区建橋街に住んでいる。法輪功を学んでから、真・善・忍の基準に従って善良な人になり、心身ともに恩恵を受けた。

'张思锋'

張思鋒さん

 2024年5月10日、張さんは武漢市江岸区で法輪功の資料を配布しているところを監視カメラに撮られた。5月12日午前6時ごろ、張さんは武漢市公安局江漢分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に自宅前から連行され、家宅捜索され、江漢区拘留所に15日間拘留された。

 同年5月26日、張さんは江漢区検察院に逮捕許可を出され、5月27日、江漢区留置場に移された。7月上旬、張さんは漢陽区留置場(陶家嶺)に移送された。張さんは濡れ衣を着せられ、武漢市漢陽区検察院に送検された。

 同年10月、張さんは武漢市漢陽区裁判所に提訴され、11月12日、裁判所で裁判が行われた。2025年1月下旬、張さんは裁判所から懲役4年の実刑を言い渡された。

 以前、張さんは数回にわたり中共当局の警官に連行され、拘束され、2回にわたり労働教養処分を受けたことがあり、数回も洗脳班に送られ、迫害を受けた。

 以下は、張さんに対する迫害の一部である。

 2000年、張さんは法輪功に対する迫害の停止を求めるために北京に行った。帰宅後、武漢市漢陽区の「610弁公室」と国保の警官に職場から連行され、湖北省の悪名高い湯遜湖洗脳班に送られ、洗脳・迫害された。その間、漢陽区の陶家嶺洗脳班、武昌市の楊園洗脳班などに移された。

 2001年、張さんは武漢市漢陽区の「610弁公室」と武漢市公安局漢陽分局1科から1年間労働教養を科された。武漢市何湾労働教養所で、張さんは睡眠の剥奪、長時間の奴隷労働、立たせる、強制洗脳などの拷問を受けた。毎回、点呼を受けるたびに地面に叩きつけられ、歩行困難になった。期間が終わると、張さんは労働教養所から人に支えられて出てきたという。

中共酷刑示意图:殴打

拷問のイメージ図:殴打

 2002年9月上旬、張さんは仕事帰りに、武漢市公安局漢陽分局建橋派出所と建橋街道弁事所の「610弁公室」の警官に連行され、漢陽区陶家嶺の洗脳班に拘束された。

 2006年10月25日、武漢の「610弁公室」グループは、多くの法輪功学習者を連行した。張さんは武漢市江漢区の電力敷地内で武漢市公安局国保と江漢分局万松園派出所の警官により連行された。10月27日、張さんは、江漢区陶家嶺洗脳班に監禁され、1カ月後、江岸区諶家磯洗脳班に移送された。洗脳班では10日間睡眠を許されず、拷問と尋問を受け、自白を強要された。12月13日、張さんはまた、漢陽区留置場に移された。

 2007年1月初め、張さんは武漢市公安局漢陽分局の国保の警官に連行され、何湾労働教養所で1年間拘禁された。1月6日、教養所の第二大隊の隊長・雷昌文は、受刑者に張さんを殴るように指示した。

 2007年12月3日、張さんの労働教養の期間が満了した時、教養所側は張さんの釈放を拒否し、張さんを漢陽区「610弁公室」の責任者と建橋街「610弁公室」の責任者に引き渡した。彼らは張さんを陶家嶺(洗脳班)に連れて行き、そこで1カ月間拘束した。そこで張さんは元勤め先の男2人に監視された。2008年1月8日、張さんは帰宅したが、建橋街「610弁公室」による長期間の監視、尾行、嫌がらせを受けていた。

 2008年5月7日午前、張さんは漢陽区建橋街の「610弁公室」の警官に職場から連行され、漢陽区の陶家嶺洗脳班に6カ月間拘禁された。

 2010年9月4日夜、張さんは帰宅途中で待ち伏せの警官に密かに連行された。9月6日朝、建橋派出所の警官と「610弁公室」の警官は張さんを湖北省法教育所(武昌板橋洗脳班)に送り、拘束した。張さんは独房に入れられ、10〜20人の人に取り囲まれ「洗脳」された。張さんは断食をして迫害に抵抗した。8日目、張さんは椅子に縛られ、強制灌食をされた。看護婦が喉にチューブを挿入したとき、張さんは窒息しそうになり、顔が真っ赤になったが、看護婦がチューブを20回ほど往復させ、血が出たところでやっと手を止めた。警官は張さんへの灌食が効果がないのを見ると、拷問を加え、睡眠を奪い、2カ月ほど長時間立たせた。

 2023年11月28日、張さんは武漢市公安局キョウ口分局と韓家トン派出所の警官に連行され、キョウ口区拘留所に15日間留置された後、漢陽区の洗脳班に送られ、約2カ月間迫害され、2024年2月の正月休み直前に釈放され帰宅した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/31/490089.html
 
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