天津の王文光さん 気功を学んだため秘密裏に拘禁される
【明慧日本2022年1月23日】天津市在住の王文光さんが、法輪功を実践したことによる懲役3年の刑期再考の訴えを上級裁判所に却下され、家族に秘密裏に刑務所に入所させられていたことが分かった。
2019年11月9日、警官が派出所に王さんを出頭させるよう命じたところ、王さんが拒否したため、王さんは翌日連行され、15日間身柄を拘束された。
王さんは2021年3月11日、武清裁判所で裁判を受けた。2人の弁護士が本人に代わって無罪を主張した。裁判官は5月下旬、王さんに懲役3年6カ月の判決と4000元の罰金を言い渡した。
王さんの弁護士は武清留置場へ行き、5月31日に王さんを訪問した。その後、王さんのために上訴を提出した。
12月、王さんの家族が王さんのために現金を預けようと留置場に行ったところ、王さんは1ヵ月以上前に濱海刑務所に移されたと言われた。その後、家族は王さんに面会するために刑務所を訪れた。しかし、王さんが法輪功を放棄していないという理由で、家族は看守に追い返され、王さんにも電話をかけさせなかった。家族は、天津中級裁判所から原判決を維持する判決を通知されたのは、12月末になってからだった。