広東省の羅基さんに不当判決 銀行口座から罰金を強制押収
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  【明慧日本2022年1月23日】広東省茂名市の法輪功学習者・羅基さん(73)は法輪功を修煉していたとして、懲役3年の刑を宣告された。羅さんは2021年7月9日に訴えを起こし、2021年8月28日に広東省女子刑務所に連行された。羅さんは裁判所に却下され、羅さんの息子は、裁判所から罰金を科された1万元(約18万円)を支払う余裕がなかったが、当局は羅さんの銀行口座からその金額を強制的に引き落とした。

 1999年7月、中国共産党が法輪功を狂ったように弾圧し始めた後、羅さんは繰り返し迫害されている。

 2001年3月23日、広東省の三水女子教養所で1年6カ月の労働による再教育を受け、未知の薬物を強制的に注入され、体が骨ばかりに細くなるまで拷問を受けた。

 2008年8月1日、警官が羅さんの家に押し入り、羅さんを連行して洗脳班に入れた。

 2020年6月中旬と8月10日にそれぞれ警官に連行され、濡れ衣を着せられ、茂名市茂南区公安局に住居監視をされた。

酷刑演示:注射不明药物(绘画)

拷問のイメージ図: 不明な薬物を注入

 2020年11月11日、羅さんは茂名市茂南区検察院の検事・羅広森によって茂南区裁判所へ起訴された。

 2021年1月8日 羅さんは裁判を開かれた。茂南区検察院は検事・吕妙玲を公訴のために出頭させることにした。 

 2021年1月12日、茂名区裁判所から懲役3年、罰金1万元の判決を受けた。

 羅さんは茂名市中級裁判所に控訴し、2021年4月30日に原判決を維持する判決が下された。羅さんの弁護士はその後、再審査の申し立てを行った。2021年7月9日午前、家族は羅さんのために人権弁護士を雇い、訴状を提出させ、弁護士は茂名中級裁判所に行き、法的手続きを行った。

 2021年8月末、羅さんは迫害のため広東省女子刑務所に送られた。

 2021年12月末、羅さんの家族は、2021年12月上旬、羅さんの訴状が茂名中級裁判所に却下されたことを知った。羅さんの家族は、羅さんに高血圧、高コレステロール、大動脈・三尖弁閉鎖不全の症状があることも知った。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/1/436193.html)
 
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