刑務所で迫害を受けた李秀琴さんの状況が心配される
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 【明慧日本2022年1月23日】(河北省=明慧記者)河北省香河県の法輪功学習者・李秀琴さん(59)は2019年9月29日、不当に懲役4年の実刑判決を言い渡され、現在石家荘女子刑務所に拘禁されている。非人道的な拷問を受け、労働を強制され、食事も十分に与えられない李さんは、現在ヘルニアを患ってしまい、お腹が大きく膨らんでおり、両手で抱えなければならない状態にいる。家族も友人も李さんの命の危険があると心配している。

 李さんは法輪功を学ぶ前、胃病、神経性の頭痛、生理痛、副鼻腔炎、気管支炎、低血圧、めまい、さらに深刻なリウマチを患い、病院で治療しても治らなかった。1998年11月に法輪功を学んでから間もなく、すべての病気が消え、20年以上も注射や薬を服用する必要がなくなった。

 李さんは2018年8月5日に連行され、2019年9月29日に懲役4年の実刑判決と罰金2万元(約36万円)を言い渡され、2020年1月3日に留置場から石家荘女子刑務所に移送された。

 真善忍を貫き 何度も迫害を受ける

 20年にわたる中国共産党による法輪功への迫害の中で、李さんは何度も連行されて洗脳され、家宅捜索を受けた。

 2003年春、淑陽派出所の所長・劉国東は警官を連れて、李さんの夫を連行して1カ月間拘禁した。公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の張子来は600元(約1万円)を要求し、留置場の関係者は500元(約9000円)を要求したほか、家にあった高級ベルトと精巧で手が込んでいるキーホルダーも、警官に持って行かれた。夫が連行された夜、子供が泣き叫び、李さんは一晩中眠ることができなかった。

 2006年9月、廊坊市および県610弁公室の違法組織は、李さんの勤務先にまだ45歳の李さんを早期退職させた。

 2009年7月28日午前9時、公安国保の副隊長・王修海は数人を連れて、李さんの自宅に押し入って家宅捜索を行った。李さんが警官の行動に協力しないとして、王修海はさらにパトカー数台と特別警察官数人を呼んできた。その際、特別警察官は李さんの髪を掴んで、口を塞ぎ、5階の階段から逆さまにして1階まで引きずったため、李さんは肋骨と胸を数カ所負傷し、両足を捻った。

中共酷刑示意图:拖拽

拷問のイメージ図:階段から逆さまにして引きずられる

 警官は法輪功の書籍、ノートパソコン、デスクトップパソコン、携帯電話、数百元の現金などを含めて、1万元(約18万円)の価値に相当する家財を押収し、李さんを留置場に拘禁した。留置場では、ケーキの紙袋を作る仕事を強制され、毎日一定のノルマを完成しなければならない。1週間後、李さんは悪名高い「廊坊洗脳班」に送られた。

 廊坊洗脳班に送られてきた学習者たちは、毎日法輪功創始者を侮辱し中傷する授業を受けなければならなかった。李さんは2カ月半拘禁され、洗脳による厳しい迫害を受け、情報の提供を強要された。

 2011年10月22日午後5時30分頃、李さんは自宅で夕食の準備をしていたところ、突然4人の特別警官が部屋に押し入り、李さんを連行した。続いて、7人の警官が入ってきて、家中を荒らし回った。

 その後、李さんと夫は再び廊坊洗脳班に連行され、「3万元を払わないなら、2年間の労働教養を科するぞ」と言って、3万元を強要された。

 再び連行され、懲役4年を宣告される

 2018年8月5日午前10時頃、李さんは香河市場で地元の警官らにより連行された。

 直後、警官は李さんの自宅に押し入り、法輪功の書籍、パソコン、プリンター、預金カード、多額の現金を押収し、李さんの夫まで連行した。数時間後、李さんの夫は解放された。

 李さんは連行された後、ずっと三河市留置場に拘禁されていた。毎日5時半に起床し、死人用の花輪を作る労働を強制された。他の関連する生け花や、元宝、金の延べ棒も作るが、部屋がほこりだらけになってとても息苦しく、手に黄色い粉がついて洗っても落ちないし、刺激臭も強烈だったという。仕事がないときは、まっすぐに座る姿勢を強制されたため、一部の学習者の臀部が潰爛してしまった。

 2019年9月29日、李さんは懲役4年の実刑判決を言い渡され、2万元の罰金を科された。李さんは控訴したが、2019年12月20日に不当な判決が維持された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/17/436919.html)
 
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