遼寧省の劉素蘭さんと于淑芬さんに不当判決
【明慧日本2022年2月1日】遼寧省朝陽市の法輪功学習者・劉素蘭さん(75)と于淑芬さん(56)は最近、実刑判決を受けた。劉さんは1年6カ月の実刑判決を下され、于さんは3年2ヵ月が言い渡された。
長期間の電話監視を経て、2021年6月11日午前、大量の警官が投入され、朝陽市の法輪功学習者とその家族を一斉に連行し、家宅捜索を行った。不完全な統計ではあるが、少なくとも27人の法輪功学習者とその家族が連行された。凌源市公安局と派出所は約50人の警察官を動員して、凌源市で12人の法輪功学習者を連行した。
劉さんは12月16日に凌源市裁判所で裁かれ、于さんはその翌日に判決を言い渡された。不当裁判の前に、凌源市裁判所は、裁判の時間や方法などを家族に知らせるという法的手続きをとっていない。裁判では、家族もコロナウイルスを口実に裁判所に入ることができず、地元の弁護士(政府が任命)だけが裁判のために裁判所に入ることを許された。家族が雇った遠方の弁護士も、コロナウイルスのため法廷に出席することができず、凌源市に来ることも許されず、オンラインで弁護側に参加することしかできないと言われた。
このほか、万桂英さん(72)、栗静さん、50代の張昆山さん、60代の王忠学さんと妻の呉艶玲さんら5人の学習者も劉さんとともに裁判にかけられた。劉さん、于さん、呉さん、栗さんは、朝陽市女子拘置所に拘禁され、張さんは凌源市拘置所に、王さんは凌源市に隣接する建平県に拘禁されている。