四川省の警官 縛り上げた80代女性の写真を使って、法輪功学習者を脅す
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 明慧日本2022年2月1日】四川省都江堰市の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の統一指揮の下、派出所の警官、石羊鎮と天馬鎮の政府職員、コミュニティ職員は、現地のすべての法輪功学習者に信仰を放棄させるという目標を達成するため、彼らは法輪功学習者・楊会君さん(80代女性)を連行した。警官は楊さんを縛り上げて写真を撮った。警官らはこの写真を使って他の人達を脅した。

 2021年8月20日、警官らは楊さんの自宅に押し入り、楊さんを連行した。法輪功を放棄する声明文への署名を拒否したため、警官は楊さんを縛り上げ、写真を撮った。共産党政権の法輪功に対する誹謗中傷の宣伝に騙された楊さんの家族は、警官らと協力して、楊さんを連行した。楊さんの法輪功の本とその他の資料は押収された。

 警官らは、蘇建華さん(70代)の娘も探し出した。蘇さんの婿は、迫害のため法輪功に敵対的な態度を持っており、しばしば蘇さんを殴り、暴言を吐いている。警官は最初、蘇さんに圧力をかけ、楊さんの縛られた写真で、法輪功を放棄声明にサインさせようとした。蘇さんが拒否すると、警官は蘇さんに白紙3枚にサインするよう求め、サインを不利に使わないことを約束した。蘇さんは、警官と家族から圧力をかけられ、白紙にサインをした。その後、蘇さんは、警官が自分の署名を利用して法輪功を中傷できることを知り、明慧ネットに署名を無効とする声明文を提出した。

 法輪功の修煉を放棄した人たちでさえも、掃討作戦を免れなかった。十数人の警官が薛秀英さんの家に押し入った。薛さんは何年も前に法輪功を放棄し、脳の病気で認知症になったにもかかわらず、警官は薛さんに放棄声明に署名するように命じた。薛さんの家族は恐怖を感じ、警官が病人を迫害していることを非難した。警官は楊さんの写真を取り出して、「病気のふりをして声明文への署名を避けられると思うな、サインしないとこうなるんだ!」と脅した。

 また、警官は薛さんの家族に対しても、サインをもらえなければ、子供や孫の仕事や教育に影響が出ると脅し、特に孫2人は名門大学の清華大学と中国科学技術大学校に進学した。息子たちの教育を心配した子供たちは、薛さんのために声明文にサインをした。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/2/436312.html)
 
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