張朝さんは山東省第四刑務所で迫害されている
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 【明慧日本2022年2月1日】山東省濰坊の法輪功学習者・張朝さん(50歳男性)は懲役4年の実刑判決を言い渡された後、山東省第四刑務所に拘禁されている。2021年12月8日から、張さんは刑務所で迫害に抗議し、刑務所での強制労働に協力せず拒否している。2022年1月7日、張さんは残酷な拷問を受け始めた。

 拷問の第一段階は2カ月間だという。初めの15日間は「死人ベッド」に縛り付けられ、残りの1カ月半は洗脳教育を受けることである。

酷刑演示:死人床

拷問の再現:死人ベッド

 2019年10月31日、張さんの母親(当時76歳)は私服警官により二十里堡派出所に連行され、その後、家宅捜索をされた。現地の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らは多くの警官を率いて張さんの家に駆けつけ、ドアをこじ開けようとした時、ちょうど家に着いた張さんの兄弟2人が警官の行為を阻止した。警官らはさらに多くの警官を呼んできて、ドアを破って室内に侵入し、張さんの兄を「公務執行妨害」という罪で連行した。張朝さん自身はその場から逃げた。張さんの母親は当日夜11時に医療のために解放された。

 2日後、逃げた張さんも連行され、濰坊留置場に入れられた。国保の警官らは2回にわたって張さんの書類を検察庁に提出したが、2回とも証拠不足として書類は国保に差し戻された。しかし、国保は我意を通し、検察庁に圧力を加えた。

 2019年12月6日、張さんは検察庁に「危険な方法で危害を与え、公務を妨害した」という名目で不当に逮捕状を発布された。張さんを逮捕したことで国保の責任者・谷志勇と公安局長・曹俊勇の2人は功績したとして、褒賞されたという。

 張さんの家族は弁護士に依頼したが、妨害されてなかなか張さんに面会できなかった。2019年7月、8月、奎文区裁判所は張さんに対して2回にわたってオンライン裁判を開廷し、その後、懲役4年の実刑判決を宣告した。張朝の兄・張平さんは法輪功を修煉していないにもかかわらず、公務妨害という罪で懲役6カ月、執行猶予1年を宣告された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/29/437836.html)
 
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