大連の77歳の劉仁平さん 不当に懲役4年の実刑判決
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 【明慧日本2022年2月5日】大連市大連湾77歳の法輪功学習者劉仁平さんは、2021年6月頃大連市政法委員会が画策した拉致事件で嫌がらせを受け、家宅捜索され、その後派出所に連行された。12月上旬、甘井子裁判所に懲役4年の実刑判決を言い渡され、罰金3万元を科された。劉さんは無罪を主張し、控訴した。

 劉さんは1945年12月15日に生まれ、大連市甘井子区に住んでおり、定年前は保育園の保育士だった。彼女は1998年、法輪大法を修煉してから全身の病気が消え、健康になり、いつも生き生きして、誰にでも笑顔で接して、去年彼女は1センチ以上の黒髪が生えてきた。

 2021年6月頃、大連市公安局は大連市の法輪功学習者および家族に拉致や家宅捜査を行った。不完全な統計によれば、少なくとも30数名の法輪功学習者および家族が拉致され、劉さんはその中の1人である。

 6月3日夜7時頃、大連湾派出所副所長張連柱は、私服の男女警察官5、6人を率いて、劉さんの元夫の家で彼女を拉致し、大法の書籍を押収し、その晩彼女を連れ去った。(劉さんの元夫は、この数年重い病気を抱えており、遠方で働いている娘が面倒を見られないので、劉さんは時間がある時にお見舞いに行っていた)

 劉さんが連行された後、彼女の元夫は副所長に電話をかけ、体調が悪いので彼女の介護が必要で、釈放してもらえるよう頼んだ。6月4日10時頃、彼女を釈放した。劉さんは張連柱に電話して、大法の本を返してほしいと要求した。張連柱は「明日取りに来て」と言った。翌日午後3時頃、派出所の車が劉さんを連行して、釈放しなかった。その後、劉さんの家(甘井子)も家宅捜索された。

 劉さんが留置場に監禁され、2021年7月には検察庁に濡れ衣を着せられ、不当に逮捕された。

 大連甘井子裁判所は劉さんに対しビデオで開廷したが、家族は詳細を知らなかった。2021年12月上旬、劉さんは懲役4年の実刑判決を宣告され、3万元の罰金を科された。

 劉さんは法輪大法を修煉して違法しておらず、法輪功の書籍も出版が許可されており、私物を請求するのは合法的である。逆に警察が不当に家宅捜索するのは違法であり、公民の合法的な私物を押収することは強盗的な行為で、真・善・忍を修める良い人を不当に拘禁し、判決するのは違法である。劉さんは判決に不服があり、12月16日に大連市中級裁判所に控訴した。

 劉さんの元夫は家宅捜索された時にショックを受け、劉さんの介護がなくなり、娘もそばにおらず、毎日食べれず眠れず、体調がだんだん悪くなり、数日後倒れてしまい、その後この世を去った。

 大連湾の警察官と大連市の政法委員会の各レベルの関係者に聞きたいのですが、法輪大法への迫害に積極的に参加して、人々にどれだけの苦しみを与え、どれだけの悲劇を生んだのでしょうか。あなたの母親、おばあさんよりも年上の老人をいつまで拘禁するつもりですか。自分の良心の前で、罪の意識がないのでしょうか。文化大革命から数十年が経ちましたが、現在の中国大陸では、偽の法律で冤罪や不正な事件を起こし、真・善・忍を修煉している良い人達を迫害して、そんな社会は悲しいとは思いませんか。なぜ煽り立てることをするのでしょうか。

 
(中国語: https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/4/438545.html)
 
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