文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年2月7日】今日、同修と発正念について交流していた時、ふとこの出来事を思い出しました。より多くの同修への注意喚起に役立つかもしれないと思いましたので、書き出しました。
当時私は、悪名高い強制労働収容所で迫害を受けていました。邪悪に妥協せず、協力しなかったことを理由に、何回も刑期が伸ばされました。当時はまさに中国共産党(以下、中共)が狂ったように大法弟子を迫害している時期でしたが、現地の同修は私のことを聞いて、みな発正念して私を加持してくれました。当時、私は外の同修が何をしているのかを知りませんでした。しかしいつも夢で見ていたのは、現地の同修が一面に座っていること、また多く人が力を合わせて一人が上へ登るのを支えていることでした。開放されてから、現地の同修がみな私のために発正念してくれたことを知りました。
外にいた同修たちが発正念で私を助けていた間、監禁中の私の状況はどうだったのでしょうか。頭脳明晰で、十分な正念を保っていました。邪悪は、私たち動揺しない大法弟子二十数人を、管理が大変厳しい中隊に送り込み、いわゆる集中訓練(転向させたかったようですが、表面的には転向という勇気がなかったようです)を行いました。他の中隊の隊員がこの中隊の隊長に「転向した人がいますか」と聞いたところ、「あなたも知っているでしょうが、これらの人は転向しないですね」と答えるのを私は自ら聞いたことがあります。
私たちが邪悪の命令に協力せず、あらゆる形式の迫害に抵抗したところ、人を懲らしめることで名の知られたこの中隊の隊長は私にこう言いました。「頼むから、早く出所してほしい」と。そして私は刑期の満了を迎え、親族により無事に迎えられました。当時邪悪は、転向しなければ迫害し続けると脅す事もありませんでした。逆に、私がそこを離れる時、何人もが私に「二度と来るな」と言いました。
師父は説法でこのように説かれています。「正々堂々として行い、何も恐れない人は迫害されず、強制労働収容所に送られましたが、他の空間の邪悪は耐え切れず、彼を釈放しました。」 [1]
強制労働収容所から開放された後、ある同修がこう言ってくれました。「あなたのようなケースは、この地域では初めてのことです」。今思い返すと、師父への感謝の気持ちと、当時私を助けてくれた同修の皆さんへの心から感謝の気持ちでいっぱいです。もちろん、長年にわたって自分が精進しなかったこともあり、魔性を取り除けず、同修を傷つけてしまったことをお詫びします。
私たち大法弟子は、目に見えるもの、目に見えないもの、あらゆる形の間隔を取り除き、力を合わせて一つになれば、一緒に発正念する時、その威力は本当に限りなく強大で、すべての邪悪にとって極めて恐ろしいことになります。実際、私たちの主元神、本当の自分自身の本性は大法に同化しており、如何なる間隔もありません。すべての間隔は、私たちが力を合わせて取り除くべき旧勢力の邪悪な生命です。
中国大陸の各刑務所には、まだ多くの同修が監禁され迫害されています。もし外にいる、より多くの同修が常に彼らのことを思い出して正念で加持すれば、いかに大きな助けとなることでしょうか。
以上は個人の認識であり、足りない部分があれば、同修のみなさんの慈悲なるご指摘をお願いいたします。
注:
[1] 李洪志師父の経文:『二〇〇三年元宵節での説法』