法輪功を迫害した中共政法委610の役人 悪報に遭う
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 【明慧日本2022年2月8日】(明慧ネット通信員・大陸総合報道)「610弁公室」は、中共悪党の江沢民が法輪功迫害のために作った、恐怖の専門組織である。「610弁公室」は、それが生じた理由、構成、活動の順序が何であろうと、違法であるだけではなく、みだりに法律を踏みにじっているものである。その行動の基準は、江沢民による法輪功迫害の密命である、「名誉を貶める」「経済的に破綻させる」「肉体的に消滅させる」の下にある。

 それは中共独裁政権の助けを借りて育成され、中国大地に邪悪な迫害が広がり、各省、市、県すべてに専門支部が設立され、郷、鎮、および以下にも専任メンバーがいて、更には幾つかの企業、公的機関にも専任の「610弁公室」小グループを設置したのである。

 善悪には報いがあり、佛法修煉者を迫害した人は、将来必ず悪報に遭うのである。現在汚職で落馬した中共高官は、すべてが江沢民に追随して、法輪功を迫害して政治資本を得た人である。その中には、「610弁公室」組織のリーダーだった周永康、李東生らも含まれている。

 無数にある歴史の教訓が、現在も教えてくれている。中共は一貫して、用済みになると捨てる。中共に追随して同じ道を歩む人は、自分自身を害し、中共の副葬品となるのである。

 下記は甘粛省、湖南省、北京市で発生した中央政法委員会(以下、政法委)、「610弁公室」役人が悪報に遭った実例である。

 甘粛省会寧県政法委の社会治安総合治理委員会の主任・陳慈航が悪報に遭い死亡

 会寧県政法委の社会治安総合治理委員会の主任・陳慈航(男性)は、2021年11月中旬、悪報に遭い、心臓病で死亡した。その時47歳だった。

 2020年、会寧県は法輪功学習者(以下、学習者)に対して、法輪功を学ばないという誓約書に署名を強要するという「清零(ゼロ)」で迫害を開始し、陳慈航は、邪党の手配した配置に従い、積極的に会寧県各鎮の学習者に対する「清零(ゼロ)」迫害に参与した。1年後、陳慈航は、邪党の任務をやり遂げるために、従順に学習者を迫害して、最終的に突然心臓病を患い、激しい苦しみの中、自らの生命を犠牲にし、邪党の犠牲者となったのだ。

 この「清零(ゼロ)」迫害の中、会寧県政法委の役人、会寧県公安局、県紀律検査委員会、各郷鎮政府書記、各郷鎮司法所の役人、社区の役人は、卑劣な手段で学習者に対して人身攻撃し、大法を誹謗中傷し、人格を侮辱した。そして家庭関係を切り裂き、夫婦関係を切り裂き、家族や子供を脅かし、職場の仕事を脅し、子供の学校を脅し、年金の差し押さえ、子供の仕事や結婚を脅し、社会のブラックな手段をやり尽くして、学習者の信仰を放棄するよう迫った。

 湖南省岳陽市君山区銭糧湖鎮の「610弁公室」主任の楊宇は悪報に遭い死亡

 楊宇(男性)は、2021年10月22日前後、突然脳溢血で死亡した。その時49歳だった。彼は湖南省岳陽市君山区銭糧湖鎮の武装部で仕事をしていて、それから銭糧湖鎮の人民代表大会の議長兼鎮の「610弁公室」の主任を務めた。生前、岳陽市君山区の人民代表大会で勤務していた。

 楊が参与した迫害で、学習者の周蘭香さんの退職年金を差し止めた。2016年上半期、周さんは外から帰って来るとき、銀行で退職年金を受け取ろうとしたが、自分の退職年金がすでに何カ月も差し止められていたことに気づいた。更に調べていくと、銀聯カードにあった1万元以上のお金もなくなっていた。周さんは、何度も各部門の役人をたずね、自分がもともと労働して得た年金を返すように要求した。その後、銭糧湖鎮の役人は、彼女の夫に(信仰を放棄するための)署名を迫り、彭常華と楊宇(当時新しく銭糧湖鎮610弁公室主任に就任した)がやっと年金発給に同意した。周さんの年金が差し止められてから1年経っていた。

 2016年5月から、湖南省岳陽県秀花園山荘の洗脳班で、また学習者が連行、拘禁された。2016年5月12日午前、湖南省岳陽君山区銭糧湖鎮三分店村に在住の、革靴作りを営む主婦の王玲さんは、家にいた時、銭糧湖鎮の5~6人の中共役人に連行され、その中の、銭糧湖鎮の司法所所長の李旭東、3人の警官服を着た人員らが、王さんを不当に岳陽県秀花園山荘の洗脳班に拘禁した。王さんの夫は洗脳班に行って、王玲さんに会いたいと言ったが、会わせてもらえなかった。

 2016年9月12日午前、湖南省岳阳市君山区銭糧湖鎮司法所所長の李旭東、銭糧湖鎮雅園の居民委員会・治安主任の雷力軍、朝陽の居民委員会・治安主任の厳定吉、百花小区・居民委員会・治安主任の楊文浩ら6人が、学習者の任華珍さん、李年春さん、何瑞平さん、李孝雲さん、彭権香さん、羅継川さんら6人の家に押し入り、不当に家財を押収した。司法所長の李旭東は、非常に威張っていた。

 銭糧湖鎮の多くの学習者は、連行され洗脳班の迫害に遭い、当時610弁公室主任として、新しく就任した楊宇に直接責任がある。

 5年後の2021年10月22日前後、49歳の楊は、突然脳溢血で亡くなった。「610弁公室」の役人、特にリーダーが悪報に遭った事例はいくらでもあり、珍しくはない。故に「610弁公室」は、「死亡ポジション」とも呼ばれている。楊もちょうどこの「死亡ポジション」にいたのである。

'杨宇'

楊宇

 北京昌平の元中央政法委員会・書記兼区の610弁公室の主任・王書合が悪報に遭う

 王書合は1954年2月に生まれ、北京昌平の人で、かつて昌平区水関新村の1号棟に住んでいて、一番左側の西に区画ドアがある。王の妻は昌平で財政貿易幹部学校で働いていた。夫妻には1人の娘がいて、王翼飛という。

 王は若い時、かつてハンドトラクターの運転手をしていた。その後昌平第二中学校で教師を務め、続けて共産主義青年団委員会を専任し、その後昌平百善鎮の党委員会書記に転任し、昌平検察院検察長、地区常務委員会政法委員会書記、地区委員会副書記、地区政治協商会議議長になった。

 王が中央政法委員会書記を担当していた期間、区の610弁公室の主任を兼任し、大法を破壊し学習者を迫害した。(悪行の詳細は明慧ネット報道を参照)

 2010年3月16日、中共によって7年6カ月の不当判決が下された北京昌平の学習者・陳淑蘭さんは、刑期を終えたが、しかしまた昌平朝鳳庵の洗脳班へ送られて迫害された。

 2011年5月末、湖北省黄石市の学習者・謝秀芳さんは、北京で法輪功迫害の真相資料を配っていた際、北京昌平区東小口の派出所に連行され、同時にもう一人、名前の知らない学習者も連行された。聞くところによると、悪徳警官は彼女たちを不当に洗脳班に閉じ込め、1カ月後、別の所へ移送し迫害したそうだ。

 北京市の学習者・梅雪紅さんは、2011年6月30日、天通苑尾貨市場で人々に迫害の実態を伝えるディスクを配っていた際、劉徳明(おそらく国安の役人)に密告され、東小口派出所(昌平国安を含む)の警官によって連行された。2012年2月10日、梅さんは昌平の裁判所で懲役4年の不当な実刑判決を下された。家族は裁判のことは知らされておらず、面会も許されなかった。それから不当に北京女子刑務所に拘禁され迫害された。

 王は当時、昌平の元政法委書記兼区の610弁公室の主任を担当しており、学習者の迫害を推し進めた。学習者に対する迫害は、連行、洗脳班に閉じ込める不当な刑罰であり、王には直接的な責任がある。

 王は、その後悪報に遭った。汚職の問題で2016年、北京第三中級裁判所の一審判決で、12年の判決を下され、控訴を経て北京最高裁判所は、二審で刑期を10年とし、罰金40万元を宣告した。

'王书合'

王書合

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/22/437108.html)
 
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