【明慧日本2022年2月13日】河北省石家荘市の法輪功学習者・張雲さん(66)、馬素瑞さん(64)、陳鮮花さん(76)は、2020年12月下旬に橋西区裁判所に不当判決を宣告された。陳さんは懲役3年、罰金5千元(約9万1000円)、張さんは懲役2年半、罰金3千元(約5万5000円)、馬さんは懲役2年、罰金2千元(約3万6000円)を科された。
張さん、馬さん、陳さんは2019年8月15日、陳さんの自宅で法輪功の書籍を一緒に読んでいるところを警察に連行された。陳さんは健康上の問題で保釈されたが、馬さんと張さんはその後、石家荘市第二拘置所に拘束された。
検察は2019年11月21日、3人の女性を鹿泉区裁判所へ提訴したが、その後、橋西区裁判所に移管された。
3人の学習者は2020年9月9日、橋西区裁判所で裁判を受けた。馬さんと張さんの弁護士は、彼らに代わって無罪を主張した。陳さんは審理後、石家荘市第二拘置所に身柄を拘束された。
繰り返される心優しき3人の学習者への迫害
元鹿泉刑務所の二級警察官だった張さんは、この22年間の法輪大法に対する残酷な迫害の中で、10年近く拘禁されていた。労働再教育を3回受け、洗脳班に3回拘禁され、懲役3年半を宣告された。拘禁中、あらゆる非人道的な拷問、精神的な拷問を受け、生と死を経験した。
馬さんは、法輪大法を信仰しているため、かつて労働再教育を受け、懲役3年を言い渡されたことがある。2013年11月10日、馬さんと張さんは法輪功迫害に関する資料を配布するために鹿泉鎮に行き、鹿泉鎮派出所の警官5人によって連行された。24時間後、2人は石家荘第二拘置所に拘束された。石家荘市鹿泉の裁判所は、馬さんに懲役3年、張さんに懲役3年半の不当判決を下し、河北省女子刑務所に連行して迫害を加えた。
陳さんは、鹿泉区の成関派出所に2万5000元(約46万円)を脅し取られた。 2016年旧暦21日午後、陳さんと欧陽秀芹さん(80代)は法輪功迫害の真実を語る途中、鹿泉区城関派出所の警官に連行されて拘束された。翌日、警官は彼らの家を家宅捜索し、子供たちから2万5000元、合計5万元(約9万1000円)を強奪した。今回連行された陳さんは、医療上の理由で保釈され、陳さんの子供がいくら強奪されたかは、これから調べることになる。