文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年2月21日】周囲の人に法輪功迫害の実態を伝え、三退(共産党組織からの脱退)を勧める中で、脱退する人としない人がいました。
まず、向かい側の家の、2人の隣人の境遇をご覧ください。
一軒は三退していないベテラン課長です。息子さんは少し知的障害がありますが、課長さんが良い会社に務めたため、息子さんも定職に就いています。お嫁さんも悪くないのですが、しかし孫を出産した後、他の人と駆け落ちしました。孫は課長さんに育てられました。今は息子も孫もみんな一緒に同居しているので、生活の苦労はもう言うまでもないのです。息子さんは、知恵遅れではありますが、決して悪いことはせず、課長さんの言うことをよく聞いていました。法輪功の真相資料を渡したら「やった! 法輪功!」と言われました。
それを見て、私は課長さんに会いに行って、法輪功迫害の真実を伝え、三退を進めました。課長さんは「みなさんはいい人だと分かっていますが、党を辞めることはできません。私はベテラン党員だし、どうして党を裏切ることができますか?」と言いました。
現在、課長さんの家は玄関に入ると真っ暗になっており、居間には、知的障害者の息子が拾った宅急便の外箱や捨てられた飲料ボトルなどのゴミで溢れています。
もう一軒は、すでに三退した年配の主任です。しかも、主任だけではなく、家族全員が三退しました。主任の息子さんは大学院を卒業し、家庭を持ったので、頻繫に家族を連れて帰省し、隔てなく楽しんでいます。現在、主任の家はピカピカに清掃され、明るくて広々としたリビングルームがとても気持ちが良いのです。
2軒の家は同じ間取りで、2人の高齢者は年齢も経歴も似ており、彼らの健康状態は彼らの家と同じなのです。三退の選択肢が異なるという理由だけで、10年以上経った今はこのような違いがあります。
ここで、数人の三退していない人のことをみてみましょう。1人は80歳前後、気管支拡張症と喀血の症状があり、1人は70代で糖尿病を患い、さらに大腿骨頭壊死、骨折、1人は60歳未満で、足に悪いものができて、3人とも術後に治療をうけています。もう1人は60代で、大腸がんで亡くなりました。
では、こんな幸運な天津市民をご覧ください。ある女性は団員(共産党組織)で、法輪功迫害の真相を聞いて、三退することに同意したのです。10年以上経過し、彼女が患っていた糖尿病も治り、肥満も解消されました。現在、健康状態は良好で、後ろ姿はまるで若者のようでした。この女性の息子は普通の大学を卒業しましたが、非常に良い国営企業に就職しています。武漢肺炎の時、息子のお嫁さんが南方出張から帰ってきて、飛行機で陽性者の隣の席に座り、追跡されましたが、結果は陰性でした。今、天津でまた疫病が流行っていますが、この女性の家族は大丈夫でした。
それから、三退後に、また気が変わってしまった、ある残念な婦人をみてみましょう。彼女はある戦友会のあと、おしゃれをするようになりました。彼女の家の匂いが変わってしまい、ドアを開けるとすぐに、かび臭い悪臭が鼻をつきます。一方、彼女が尊敬していた戦友同志は、戦友会の後、まもなく突然末期がんが見つかり、北京の病院に入院しましたが、間もなく亡くなりました。その直後、彼女は非常に効率的な部署から不採算部署に異動させられました。
最後に、大紀元の中共組織を退くサイトに掲載されている三退の数字を見てください。 最初は1日数百人だったのが、今では1日数万人、まるで雪だるま式のようではないでしょうか? 三退することで助かる可能性がどんどん低くなってきているので、まだ執着している常人が早く目を覚ますように願っています。