【明慧日本2022年2月23日】河南省鄭州市在住の法輪功学習者・聶玉蘭さん(76歳女性)が2022年1月5日正午、肉まんを買って帰宅すると、十数人の警官が聶さんを取り囲んで家に押し入った。
1人の警官が寝室で聶さんを拘束している間、残りの警官たちは聶さんのパソコン、法輪功の本、法輪功の創始者の写真とその他の法輪功の関連資料を押収した。その中に、法輪功に関する短いメッセージが印刷された紙幣2600元が含まれていた。
警官らが立ち去る前に、もう1人の学習者・王興友さんが聶さんを訪ねてきて、同じく連行された。
警官は聶さんを電廠路派出所に連行した。警官らは、数日前に法輪功学習者の張慧さんが連行された時、聶さんが張慧さんのために弁護士を雇おうとしたため、通報があったと告げた。聶さんは警官の名前を聞きたいと言ったが、彼らは、公安局のものだとだけ言った。彼らは、聶さんが警官らの名前が分かれば、聶さんは明慧ネットに彼らの名前を投稿するだろうと言って、回答を拒んだ。
聶さんは警官の質問に答えることを拒否した。警官の尋問が続くと、聶さんは胸が締め付けられるような痛みと腹痛を感じるようになり、手足が冷たくなり、体が冷えて震えが止まらなくなった。呼吸も苦しくなった。警官が救急車を呼び、医師は心拍数が1分間に40回以下であることを発見した。その後、病院に運ばれ、救急措置が行われた。その後聶さんは午後11時ごろ帰宅した。
今回の連行に先立ち、鍼灸師の聶さんは、すでに20年間、信仰のために迫害を受けてきた。聶さんは5回拘禁され、そのうち4回は行政拘留、1回は刑事拘留、さらに20日間洗脳班に入れられた。自宅は何度も荒らされた。5年6カ月の不当な刑を言い渡され、1年間労働による再教育を科せられた。年金は10年以上停止されている。
聶さんの夫は迫害の圧力に耐えられず、聶さんと離婚した。聶さんの息子は、聶さんのために法輪功の本を保管していたため、2年の刑に処せられた。しかも、聶さんの息子の個人的なビジネスに200万元以上の損失をもたらした。
王さんは連行された後、どうなったかは明らかになっていない。