いつもと違う朝
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 【明慧2022年2月23日】目覚ましの音で眠りから覚め、5式の功法をして発正念もしてから、またソファーで眠ってしまいました。

 再び目が覚めた時、まず感じたのはお腹がすいたということでした。また、眩暈や全身の脱力感も感じました。両足にも力が入らなくて引きずりながらトイレまで行き、洗面台で両肘をつき、全身を支えるのに必死でした。その時、主人が寝室から出て来ました。お腹がすいたことを告げると、彼は「じゃあ、早くご飯を食べよう」と簡単に言いました。私がベッドに倒れ、両手を胸に当てて苦しそうにしているのを見た時、彼はキッチンに行き、ご飯の用意をしてくれました。

 その時、ふと同修が困難に遭遇した時、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じていたことを思い出しました。私も心の中で何度も何度も念じていました。しばらくして、左足にあるものが下へ移動しているのを感じ、少ししたらまた同じような感触が現れ、これは悪いものが排出されたと思いました。変化はあまりなかったのですが、この心からの九文字(中国語では法輪大法好、真善忍好と書く)の言葉をずっと念じて、奇跡を期待していました。

 私はすこしずつキッチンに移動し、テーブルの横に座り、ふと師父にお線香をあげていないことを思い出しました。先に師父にお線香をあげたいのですが、しかし、今の身体はとても弱々しく、全身に力が入らないのです。突然、頭の中で「これはまさに妨害ではないだろうか。きっと自分に何か漏れがあって、邪悪に付け込まれたのではないだろうか」と気づきました。

 この時、昨晩テレビの前で心温まる瞬間があり、その時のことが思い浮かびました。私は、娘と幼い孫と一緒にナッツを食べたりお茶を飲んだり、テレビで歴史ドラマを見ていて、時には娘が説明もしてくれました。その時私はとても心地が良く、家族の幸せを享受することができました。それと同時に、内心では多くの人に真相を伝え、人を救わなければならないのに、このような常人の生活をしてる不安もあり、これでいいのでしょうか。でも、子供たちはいつも居るわけではないので、この分は後日補えば良いと思ったので、しばらくテレビを見ていました。しかし、まさかこんなに酷い結果になるとは思いませんでした。

 師父は私たちに「修煉は緻密であり、一歩一歩隙間なく繋がっており、一刻、そして一歩たりとも妨害されてはいけません」[1]。「修煉とは神の道を歩むことであり、あらゆる人心は障碍なのです。しかし、私たちの道は非常に狭く、少しでも油断すれば道から外れてしまいます。外れてしまうと、問題、場合によって大きな問題を引き起こします。戻ってこられなければ、未来永劫の悔いとなります」[1]と説かれました。

 師父の「再び棒喝」という法は私を目覚めさせて下さり、正念が出て来ました。私は大法弟子であり、師父の按排しか従えないし、他の生命の妨害を認めません。全て私に押し付けられた仮相や妨害はいりません。不足があれば大法で規正し、邪悪に隙に付け入られてはいけません。突然、心の奥底から言葉で言い表せないような強大な力が湧き上がって来たのです。私は思わず大泣きしてしまい、主人を驚かせ、自分でもびっくりしました。私がなぜ泣いたのか、実は彼にも私にも分かりませんでした。ただ、「私は師父の按排にしか従えない」と繰り返し言っていました。

 しばらく泣き、突然椅子から立ち上がり、主人に「もう大丈夫です」と言いました。話をした瞬間自分がまるで別人のように変わった気がしました。私は「とても不思議です。今は、マンションの下を一回り歩いても大丈夫です」と言うと、私は夢から覚めたように「何で私は泣いたのか、師父が私のためにどれだけ耐えて来られたのか、現実の私は見えません。しかし、別空間での真の私には全てが見えたからです」

 慈悲深い偉大な師父が私を助けて下さいました。師父は意気地がない私を見捨てられなかったのです。私の泣き声は生命の本源からの声であり、本性の蘇りでもあり、感謝の涙です。私はすぐキッチンを出て、師父にお線香をあげました。合掌して跪き、偉大なる師父を崇め感謝致しました。

 今回の魔難を経て、修煉は厳粛で真剣であり、少しのいい加減も許さず、真の修煉者は苦をもって楽とすることが、より深く分かりました。人間の如何なることも享受したら、前に進むことができず中途半端になり、やがて最後は水の泡になるのです。これからもっと多く学法をして、人の観念を変え、人心を放下し、全てを大法によって量るのです。情を放下して、徹底的に人間の情から飛び出すのです。

 これは私の些細な悟りであり、法に従っていなければ、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『再び棒喝』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/17/439042.html)
 
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