学習者・楊慧霞さん、周敏さんに実刑判決を宣告
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 【明慧日本2022年3月1日】山東省泰安市の法輪功学習者・楊慧霞さん、周敏さんは2021年の後半、それぞれは泰山区裁判所に懲役4年、懲役5年の実刑判決を言い渡され、2021年末に、山東省女子刑務所まで連行された。

 泰安市第二中学校の教師だった楊慧霞さん(59歳女性)は、定年退職後、法輪功を修煉したというだけで、何回も不当に拘禁されたことがある。

 2020年11月24日午後、楊慧霞さんは同修・謝清玲さん宅を訪れた時、不当に私物を押収している泰山区公安局610弁公室、国保大隊、及び関連警察所の警官に連行された。後日、楊慧霞さん宅も家宅捜索を受けて、私物を押収された。楊慧霞さんは最初新泰市留置場に拘禁され、その後、泰安市留置場まで転送された。拘禁中の楊慧霞さんは泰山区610弁公室、国保大隊に公文書を泰山区検察庁に移送され、その後、泰山区検察庁は泰山裁判所で楊慧霞さんを不当に起訴した。

 2021年9月、泰山区裁判所は楊慧霞さんに対して不当に裁判を行い、懲役4年の実刑判決を言い渡した。楊慧霞さんは判決結果を不服とし、泰安市中級裁判所に控訴したが、泰安市中級裁判所は一審判決を維持すると下した。2021年末に、楊慧霞さんは山東省女子刑務所に移送された。

 定年退職者・周敏さん(67歳女性)は、法輪功の教えを堅持したというだけで、不当に労働教養を3回強いられ、不当判決を1回言い渡された。不当に拘禁された年数は10年以上に亘っている。

 2020年11月25日の午前中、泰山区公安局国保大隊と、岱宗坊派出所の10数人の警官達は、パートカー3台、トラック1台を用いて周敏さんの自宅を囲み、扉を壊して押し入り、周敏さんを連行した。周敏さんの自宅にある法輪大法の書籍、パソコン、プリンター、真相カレンダーなどの私物を警官らに押収された。連行された周敏さんは、新泰市留置場、泰安市留置場で前後に拘禁された。周敏さんは拘禁されている期間中、泰山区公安局610弁公室、国保大隊は罪に陥れる公文書を泰山区検察庁に転送し、泰山検察庁は周敏さんを泰山区裁判所で不当に起訴した。

 2021年7月16日の午前10時頃、周敏さんは泰安市留置場にいて、ビデオで泰山区裁判所による裁判を開廷された。裁判官は周敏さんに度々罪を認めるように要求したが、周さんは罪はなく、過ちもないと訴えた。開廷から僅か30分で、審判はそそくさと終わった。(詳しくは、『山東省泰安市、周敏さんが自分のために弁護:私は罪がない、なぜ罪を認めるのか』を見てください)

 その後、裁判所は周敏さんに対して懲役5年の実刑判決を言い渡した(罰金の金額は不明)。周敏さんは判決を不服として泰安市中級裁判所に控訴し、泰安市中級裁判所は原判決を維持すると下した。2021年、周敏さんは山東省女子刑務所まで移送された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/11/438849.html)
 
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