【明慧日本2022年3月2日】湖北省の法輪功学習者(以下、学習者)・季大友さん(77歳男性)は、2019年7月27日、法輪功迫害の事実を伝えに出かけてから2カ月後に遺体で発見された。
季さんの家族は町中を探し回り、50日後、葦の茂みの中から季さんの腐乱死体が発見された。その頃、夢成関派出所の警官が家族に季さんの衣服を届けたと報道されたが、それが遺体発見前なのか後なのかは不明である。
人に法輪功迫害の実態について話していた時連行された別の地元の学習者によると、夢成関派出所の警官が「季さんがどのよな状況で死んだか知っているか?」と言って脅したそうである。その学習者は、警官らが季さんを拷問して死亡させたという意味のことを言っているのだと分かった。
季さんが失踪する前に、雲夢県610弁公室と国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の職員は、何回も季さんの自宅まで来て嫌がらせをし、外で法輪功迫害について人々に話すことを続けるのであれば連行すると脅した。
季さんは1996年に法輪功を学び始め、1999年7月に迫害が始まってから、季さんは熱心に修煉を続けた。2011年9月11日、法輪功迫害の実態について人々に話したことを通報され、李さんは虚偽の告発をされ、連行された。季さんは15日間、安陸拘置所に拘束された。
明慧が収集した情報によると、1999年から2019年の間に、孝感市で少なくとも976人の学習者が連行され、そのうち27人が迫害の結果、死亡した。また、44人の学習者が実刑判決を受け、129人が労働教養の刑に処され、165人が洗脳班に連行され、3万人以上の学習者が嫌がらせを受けたという。4人が精神病院に強制収容され、1人が心神喪失に陥るほどの迫害を受け、3050人が家宅捜索され、5人が失踪、30人が放浪生活をし、7人が家庭崩壊の状況になってしまった。