【明慧日本2022年3月4日】広東省深圳市の法輪功学習者・謝万猛さん(38歳男性)は、2021年4月1日深セン塩田区裁判所で懲役3年6カ月の不当判決を受け、現在は広東四会拘置所に拘禁されている。刑期満了までまだ10カ月ある。最近、家族が刑務所から聞いたところによると、謝さんは2021年10月17日の健康診断で右の腎臓に腎臓嚢胞が見つかり苦しんでいるという。それ以前は刑務所内での健康状態では問題はなかった。
深圳市でプロの囲碁コーチである謝さんは、2019年5月28日、法輪功学習者・呉鋭さん(同じく深圳市在住)と李瑞華さん(北京在住)と共に連行された。警官らは監視カメラで法輪功に関する情報を伝えている謝さんを発見し、監視によって住居を発見して連行したと報道された。
塩田区裁判所は2021年4月1日、謝さんに懲役3年6カ月、罰金5千元が科され、呉さんと李さんはそれぞれ懲役2年、罰金3千元が科された。謝さんは判決を不服として控訴したが、中級裁判所は判決を維持する判決を下した。
呉さんと李さんは刑期満了後、2021年5月29日に塩田区拘置所から釈放された。まだ刑期満了まで1年半あった謝さんは、9月27日に龍岡拘置所から四会拘置所に移送された。
11月25日、謝さんの家族は謝さんと面会した際、謝さんは刑務所内の状況について黙ったままでいた。看守は話すことを禁じられていることをほのめかした。
謝さんの家族は2022年1月16日、謝さんとビデオチャットをしたいと申請したが、刑務所は「県外の人とのビデオ通話は許可されていない」として申請を拒否した。
謝さんの家族はその後、10月17日の健康診断で、右の腎臓に腎臓嚢胞があることを関係者から聞いた。謝さんは連行される前はとても元気だった。家族や友人は何度も謝さんに手紙を書いたが、返事はなかった。