北京延慶区の法輪功学習者数人は刑務所や留置場に拘禁される
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 【明慧日本2022年3月8日】北京延慶区の法輪功学習者・胥万香さん、潘秀芹さん、胡小鹿さんの3人は、それぞれ懲役5年、3年、2年の判決を言い渡された。現在、3人とも北京女子刑務所に拘禁されている。延慶区の学習者・楊進香さん、呉芳玲さん、趙留記さんの3人は現在、北京市昌平区留置場に拘禁されている。

 (一)刑務所に収容された3人の学習者

 胥万香さん(50代)は、石河営小区にある借家に住んでいる。胥さんは長年、要介護の80代の父親の世話をしてきた。

 2020年12月の初め、延慶区百泉派出所の警官は胥さんを連行した。その2カ月前、胥さんと潘秀芹さんはともに15日間拘束され、「保釈」という条件で帰宅できたが、警官に「あなたたちの案件は検察庁に渡した」と言われた。

 2020年12月の初めに再度連行された胥さんと潘さんは昌平留置場に送られた。その後、2人は判決を宣告され、刑務所に収容された。

 胡小鹿さんは延慶区永寧鎮に在住。2020年5月に連行されて、昌平留置場に拘禁された。その後、懲役2年の判決を下され、刑務所に送り込まれた。

 2016年9月3日午前10時過ぎ、永寧派出所の警官数人は胡さんの自宅に押し入り、何の証明も提示せず、しかも胡さん本人がいない状況下で、家宅捜索を行った。そして、2016年12月12日、延慶裁判所は胡さんに懲役2年の判決を下した。判決を不服とした胡さんは控訴した。北京中級裁判所は「再審」との結果を出したという。

 (二)学習者3人は留置場に拘禁される

 楊進香さん(58歳女性)は、延慶区永寧鎮に在住。楊さんは以前、腹膜結核、副鼻腔炎、腎臓病、皮膚病、生理不順、神経衰弱などを患っていた。腹膜結核で腹水が溜まり、妊娠6、7カ月のようにお腹が膨らみ、副鼻腔炎もひどくて目から膿が出るほどだった。しかし、1996年、楊さんは法輪功を学び、僅か1週間で殆どの症状が消え、顔色がよくなり、健康を取り戻した。

 中国共産党当局は法輪功に対する残酷な迫害の中で、法輪功の恩恵を受けた楊さんは人々に法輪功の素晴らしさを話したため、数回も連行され、拘禁され、判決を言い渡されるなどの迫害を受けた。

 昌平区留置場に拘禁された楊さんは、2021年11月から断食して迫害に抗議したが、強制的に灌食された。2022年2月15日から、楊さんは胃に管を挿入され、灌食されている。楊さんの夫・韓世民さんは2021年6月27日、北京市公安局延慶区分局の警官に連行されて拘禁された。

 学習者・呉芳玲さんは2021年6月27日、延慶永寧派出所の警官によって連行された。現在、呉さんは昌平区留置場に拘禁されている。

 延慶鎮谷家営村小区に在住の趙留記さん(60代女性)は2018年末、自宅から北京市の西城区まで歩いている途中、人々に法輪功が迫害されている事実を伝えた。しかし、当局の法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じた人に通報された。そして、連行された趙さんはその後、懲役2年の判決を下され、北京女子刑務所に拘禁され、迫害を受けた。

 趙さんは先日、再度連行された。現在、昌平区留置場に拘禁されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/23/439294.html)
 
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