青年学習者が病業を滅する体験
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 【明慧日本2022年3月10日】母が1998年から法輪大法を学び始めました。祖母は母より先に大法を修煉していました。母は『轉法輪』を1日で読み終え、まるで宝物を得たように喜んだそうです。ですから、幼い私は大法のことを耳にし、目にして知らず知らずのうちに影響を受けました。

 その頃、母はいつも、多くの村人と一緒に学法煉功をしました。物心がついた頃私は、母について行って、その場のエネルギーが強いと感じました。母が法輪大法は素晴らしいとよく言っていたのを覚えています。大きくなって、怠け心が出て、たまに家族と一緒に煉功し、たまに法輪功迫害の実態についてのチラシを貼りに行くだけで、大法の修煉をしていない状態になりました。

 ある年の1月10日の週末、会社の財務の仕事が交替勤務になったので、必ずしも週末が休日になるとは限らなくなりました。以前は、週末に彼と会っていました。でも、その数日前、彼が風邪をひいたと言っていましたが、週末は仕事のため、見舞いに行けるかどうかわかりませんでした。しかし、その日、仕事を早く仕上げることができたので、「午後のバスに乗って彼に会いに行こう」と決めました。「バスに2時間も乗るし、感染の恐れもある」という理由で、私が彼に会いに行くことを母は強く反対しました。当時の私は、「うつらないだろう」と思って、母の言うことを聞きませんでした。その後、本当に風邪の症状が出ましたが、気にせず、薬も飲まなかったのです。

 1月13日、祖父を入院させるため、私は故郷にある祖父の家に帰りました。バスが混雑していて、暑く感じた私は、上着を脱いでしまいました。そして、その日の昼から発熱症状が現れ、数日高熱が続きました。診療所で診てもらって、インフルエンザだと言われ、2日間点滴を受けました。熱が下がり、薬を買って帰りましたが、家につくと、また熱が出ました。

 母は、私を常人として扱い、親戚からネギと生姜の湯に足を浸すと良くなるという話を聞いて、私に試させました。その前、黒糖と生姜の湯も試しましたが、大量の汗をかいただけで、全く効果はありませんでした。足湯をする前は、痰がたくさん出る症状だけでしたが、その後、歩けなくなり(ダイエットをして抵抗力が低下していたせいかもしれない)、寝たきりになるほど衰弱しました。母は同修に私のことを相談して、病院へ行くか行かないかと私の意見を聞きに来ました。「病院には行かない」と私ははっきり言いました。すると、母は「病院に行くか、学法と煉功をするか、二つの道しかない」と選択するように言いました。当時、「武漢肺炎になった人が、法を学び、煉功をして治ったので、私もきっと治る」と、正念を強く持ち、学法と煉功を選びました。

 インフルエンザにかかった当初、座ることも立つこともできないほど衰弱していたので、ベッドに横たわって、トイレに行くのも億劫になったほどです。母は私に体力をつけるため、毎朝、黒砂糖を入れた蜂蜜水を飲ませてくれました。当時、食欲がなく、携帯電話を持つ気力も水を飲む気力もなく、何を食べても吐いていました。意図的に体重を落とさなくても1週間足らずで3、4キロ痩せたのです。毎日ベッドで横になり、毎日、師父の説法を聞くことしかできませんでしたが、身体は少しずつ回復しました。当時は、壁やタンスに寄りかかって煉功をすることしかできず、煉功が終わらないうちに頭が上がらなくなり、そのままベッドに倒れこんでしまったのです。しかし、2回ほど功を煉ると、立てるようになりました。しかし、支えてもらわなければ普通に歩けない状態でした。

 母は「毎日横になってはいけない」と言い、散歩に出るように勧めてくれました。服を着替えるだけで疲れると感じ、数百メートル歩いただけで何度も休みました。もうすぐお正月ですが、私はまだ母の付き添いが必要となっていました。

 しかし、今は違います。母が午前中、人々に法輪功迫害の実態を伝えに出かけますが、家にいる私は1人で法を学んでいます。午後、母が私と煉功するのを付き合ってくれています。以前、私は第2式の功法が10分しかできなかったのに、今は30分できるようになりました。私にとって、大きな進歩です。私は介助が必要な状態から、1人で歩けるようになり、食事も普通に食べられ、体重も5キロ近く増えました。体力もつき、何でもやれるようになりました。母にも「顔色がいいね」と言われました。

 以前は、手のひらが黄色く血の気がなかったのです。たった十数日間で、本当に素晴らしい変化がありました。慈悲深い師父のことを思うたびに涙が溢れ、大法は本当に凄すぎると感激します。

 私は、自分の体験を書き出したのは、大法を実証し、師父の慈悲を実証したいと思っているからです。慈悲深い師父は、修煉する限り誰でも見守ってくださるので、常人の中に迷い込んだ私を救ってくださいました。私はこれから、やるべきこと、改めることがたくさんあり、取り除かなければならない執着心も多くあります。師父がおしゃったように、人の病気は生々世々蓄積した業力によるものです。大法の修煉者には師父がこのような業力を消去してくださるのです。私たち大法修煉者は法を学び、自分を修め、三つのことをやり遂げ、師父が法を正すことを手伝い、自分の使命を果たさなければなりません。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/15/438914.html)
 
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