交通巡査が中国共産党の組織から脱退
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文/瀋陽の大法弟子

 【明慧日本2022年3月14日】ある日、私がAさんの家に行くと、すでにBさんも来ていました。80代の法輪功学習者(以下、学習者)・Aさんと60代の学習者・Bさんは、一緒に街で真相を伝える計画について話し合っていました。

 Aさんは私に「Bさんは偉い人ですよ。ある時、交通整理の巡査が青信号の車をすべて停車させ、赤信号のBさんを先に行かせるよう指示したのです」と言いました。

 事情の経緯はこうでした。ある日、2人が街で法輪功迫害の事実を伝えに交差点で待っていたときのことです。AさんはBさんに「交通整理の巡査に法輪功のことを伝えたいです。あなたはここで正念を発してください」と言いました。信号が青になると、Aさんはまっすぐ警官のところへ行きました。

 「こんにちは、どうしたら○○通りに行けるか知っていますか?」とAさんが聞くと、巡査は「横断歩道を渡らなければなりません」と答えました。

 そして巡査は「おばあさん、渡るの手伝ってあげますよ」と腕を差し出してくれました。

 このとき、Aさんは中国共産党から脱退するようにと巡査を説得しました。

 Aさんはこう伝えました。「あなたはとてもいい人です。助けてくれて本当にありがとう。でも、人助けをする一方で、自分のことも大切にしてください。もし中国共産党やその関連組織に入ったことがあるなら、脱退してください。きっと祝福されますから」

 続けて、「共産党はその悪行によって歴史に滅ぼされますが、あなたも一緒に滅ぼされないようにと願っています。また、殊勝な言葉を覚えておいてください。法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいという心からの九文字も忘れないでください」

 巡査は、共産党の組織である青年団からの脱退を承諾し、Aさんが心からの九文字を教えてくれたことに感謝しました。

 Aさんは道路を渡りましたが、巡査は、道の向こう側でこちらを見ているBさんに気づきました。巡査は、赤信号だったBさんを渡らせるために交通整理をしてから、再び車を動かすように合図をしました。

 このとき、誰かが「この人は誰だ? 偉い人なのか? 交通整理の巡査が彼女を先に行かせ、こんなに気を遣っているとは」と問いかけたそうです。

 そこでその話が終わり、私たち3人は大笑いました。

 私は、「私たちは偉い人ではないです。私たちは神の使いであり、師を助けて人を救う大法弟子なのです」と言いました。

 同時に、師父の経文「目覚めよ」が発表されたことで、私は人々が目覚めつつあることに気づきました。この世のすべては大法のために作られ、すべては大法弟子が人々を救うために道を譲ってきたのです。人々を救うために、私達は貴重な時間を大切にするべきです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/15/434481.html)
 
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