貴州省の王興萍さん、懲役5年の不当判決
【明慧日本2022年3月16日】(貴州省=明慧記者)貴州省安順市平壩区(へいはく)夏雲鎮の法輪功学習者・王興萍さんは、懲役5年の実刑判決を不当に言い渡され、同省羊艾女子刑務所に移送された。王さんの家族は、同省高等法院に控訴する予定である。
法輪功は法輪大法とも呼ばれ、心身を健康にする伝統的な修煉法である。しかし中国共産党は1999年7月以来、この修煉法を迫害している。
2020年7月4日、林樹森さん(56歳男性)と王さん(58歳女性)夫妻は、安順市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官・黔莎、保衛東、霍剛ら7人に不当に自宅から連行され、数百点の私物も押収された。
2020年8月30日、林さんは証拠不十分で解放された。王さんは安順市西秀区検察庁に逮捕状を発布され、同年11月に裁判にかけられたが、証拠不十分で判決を下されていなかった。
2021年5月19日、安順市西秀地方裁判所は、再び王さんの裁判を行い、「法輪功の物品を広める目的で所持した」という罪で懲役5年、罰金2万元(約36万円)を科した。
王さんとその家族は、証言を無視して法律を踏みにじった判決を不服として控訴した。2021年9月9日、安順中等裁判所が、一審では事実が不明であり、法令の条項適用を誤ったにもかかわらず棄却し、原判決を維持した。
王さんは貴州省羊艾女性刑務所に送られ、迫害を受けている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)