大連旅順地区、迫害を受けた学習者たちの近況
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 【明慧日本2022年3月18日】以下は大連、旅順地区留置場で不当に拘禁されている法輪功学習者の近況である。

 大連・旅順地区の法輪功学習者・馬岩さん(74歳女性)は、2020年7月10日、不当に連行されて、大連留置場に拘禁されていた。一審で懲役4年10カ月の実刑判決を言い渡されたが、馬岩さんは判決を不服として控訴した。中級裁判所での2回目の裁判は、原審のまま罪を着せられた。馬岩さんの家族はもっと上まで控訴しようとしているが、いま、馬岩さんは大連留置場に拘禁されている。

 大連・旅順地区三澗堡鎮洪家村の法輪功学習者・徐麗茹さん(75歳女性)は、2021年10月27日、同村で暮らしている学習者・曲玉霜さん(80歳)を訪れた時、曲さんの長男の嫁・徐暁慧、と次男・劉日海に告発され、三澗堡鎮土城子派出所の警官に連行され、大連の姚家留置場に拘禁された。今は、徐麗茹さんの息子は弁護士に依頼するつもりである。

 傅麗華さん(女性)は、大連・旅順地区長城街道土城子村の学習者である。2020年7月10日、自宅で大連西崗区派出所の警官に連行され、大連姚家留置場に拘禁された。2021年5月、大連甘井子裁判所で裁判を開廷され、2021年9月、懲役3年の実刑判決と罰金2万元(約37万円)の判決結果を公布された。いま傅麗華さんは瀋陽女子刑務所1−2エリアに拘禁されている。

 大連・旅順地区の学習者・劉仁秋さん(52歳男性)は、2016年6月28日、旅順610弁公室の国保警官に連行され、その後、旅順裁判所に懲役10年の実刑判決を言い渡された。いまは、大連刑務所に拘禁されている。刑務所側は疫病が流行っているという口実で家族の人に会わせない。家族の人は、劉仁秋さんと2年ほど会っていない。

 大連・旅順地区の学習者・盛傑さん(67歳女性)は、2016年6月28日、旅順610弁公室の国保警官に連行され、その後、旅順裁判所の裁判官・于森に懲役7年の実刑判決を言い渡された。今は瀋陽女子刑務所1−11エリアに拘禁されている。家族の人はおよそ半年ほど盛傑さんに会っていない。

 大連・旅順地区の学習者・戦淑華さん(63歳女性)は、2017年6月、携帯販売店の店長に携帯中の法輪功の真相を見せた時、その店長に告発された。数日後、自宅で旅順江西街道派出所の警官・趙洪星、魏小雲に連行された。2017年6月28日、大連姚家留置所まで拘禁され、その後、旅順裁判所の審判官・于森に懲役8年の実刑判決を言い渡された。今は瀋陽女子刑務所1−11エリアに拘禁されている。たまたま、家族との電話連絡が許される。

 大連・旅順地区の学習者・于英花さん(71歳女性)は、2019年7月10日、自宅で610国保警官らに連行され、大連留置場に拘禁された。その後、旅順裁判所の審判官・張慧に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。2021年7月瀋陽女子刑務所の1−11エリアに移送された。2021年10月25日夜、于英華さんは、眩暈の症状が出ており、血圧が280に達して吐血するようになった。その後、大きな病院に搬送された。目が覚めたら家族の人が「保釈」を申請したが、検査した結果は留置場側が要求する「心臓、腎臓衰弱」のレベルに達していないので「保釈」は許可されなかった。4日間以降、于英華さんは女子刑務所に戻され、家族の人はおよそ1万元(約18万円)の医療費を出した。家族の人はそれ以降、于英花さんと会ったことがなく、于さんの健康状態をとても心配している。

 大連・旅順地区の学習者・譚華利さん(女性)は、2020年7月10日の夜、大連西崗公安支局国保大隊、白雲派出所の警官に連行され、大連瓦房店留置場に拘禁された。8日後、高血圧の病状が出て、保釈された。2021年7月12日、白雲派出所は譚華利さんの公文書を大連甘井子の検察院に移送した。2022年1月13日、甘井子裁判所は不当に裁判を行い、2022年1月25日、盧という審判官が譚華利さんに懲役3年の実刑判決を言い渡した。譚華利さんは判決を不服として中級裁判所に控訴した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/7/439784.html)
 
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