山東省の張瑞君さん 懲役3年6カ月の不当判決
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 【明慧日本2022年3月19日】(山東省=明慧記者)山東省淄博市で、中国伝統気功の法輪功を学ぶ張瑞君さんは、不当に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡され、同省の女子刑務所に連行され、迫害を受け続けていることが2022年3月に分かった。刑務所側は家族との面会を許さない。張さんの体調が悪くなったため、家族はとても心配している。

 張さん(50代女性)は、新華書店を定年退職し、淄博市高新技術区四宝山鎮に住んでいる。もともと病気だらけだった張さんは、友人の紹介で法輪功を修煉し始め、「真・善・忍」の理念に従って良い人を目指し、いつの間にか病気が治った。

 2020年3月19日、張さんは淄博市桓台県の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に連行され、保釈され帰宅した。その後、張さんは濡れ衣を着せられ、裁判所に陥れられた。

 2021年5月12日、張さんは淄博市博山区裁判所で一回目の開廷審理が行われた。警察は張さんを拘束しようとしたが、失敗した。張さんの夫が公務員であるため、「協力しないと夫の仕事に影響を及ぼすぞ」と脅した。

 2021年5月28日、桓台県国保の警察官・宋が張さんを国保に誘い出した。その後、張さんは国保で拘束され、身体検査を受け、逮捕状が発布された。警察は張さんの家族に健康コードを強制的に交付させた後、健康診断で基準に満たなかった張さんを淄博市留置場に拘束した。家族は会えず、とても心配していた。

 2021年6月23日、張さんは2回目のオンライン裁判にかけられた。映像の中で家族が見たのは、張さんが残酷な迫害を受けていたことだった。健康だった彼女は、口数が少なく、精神的に落ち込んでおり、歩けなくなった。寝起きや食事がかなり悪いことを、彼女の娘が知った。感染症の健康診断のため、張さんは誰とも接触・会話できず、独房で監禁された。

 2回目の裁判を経て、張さんは懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。この判決を不服として控訴したが、2022年3月、家族は張さんが済南女子刑務所に移送されたことを知った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/14/440043.html)
 
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