三人きょうだいの修煉の物語
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 【明慧日本2022年3月20日】私の名前はキャシーで、8歳半です。私の名前はチェリーで、6歳半です。僕はケビンで、4歳半です。

 今日、私は妹と弟を代表して、私たちの修煉体験を皆さんに紹介したいと思います。私たちはまだ小さいですが、すでに1年以上も修煉してきた古い学習者です。

 私たちが初めて法輪大法に出会ったのは、母が持っている法輪大法のバッジを見たときでした。それが気に入った私と妹は、それぞれ一つずつバッジをもらい、ランドセルに入れました。

 学校から帰ってくると、妹が母に「ランドセルの中が光っていて、輝いていたよ」と言うと、母はそれが法輪大法のバッジの光だと言いました。電気も電球もないのに、法輪のバッジが輝いていたので、そこから私たちは法輪に興味を持ち始めました。

 その後、母が煉功しているのを見て、面白そうだったので真似をしました。

 ある日、妹は「ママ、しっかり煉功すれば頭の上に花が咲くよ」と言いました。「誰からそんなことを聞いたの?」と母に聞かれて、妹は「とにかく知ってるの、本当よ。しかも三つも花があるの」と答えました。その後、母は30分の5式の功法の煉功音楽をテープに録音してきて、私たちを連れて一緒に煉功し始めました。それ以来、学校から帰ってくると、私たちは真っ先に煉功することにしました。

 母はまた、李先生の本から学んだ「真・善・忍」についての多くの道理も話してくれました。

 初めて李先生の功法を教えるビデオを見たとき、私はなぜか涙が止まらず、ビデオを見た後、すぐに座禅を始めました。弟が横で走っていましたが、私は少しの影響も受けずに30分近く座っていました。

 それからの私たちの生活には、二つのことが加わりました。一つは煉功で、もう一つは母から法輪大法の話を聞くことでした。母は、何事においても「真・善・忍」に照らし合わせて行動するようにと教えてくれました。

 ある日、車をどこかにぶつけてしまった父が汚い言葉を口にしたとき、弟は父に「善を守るべきだよ」と言いました。

 母が持っている本の表紙には、炎に囲まれた法輪が描かれていて、それを見た弟は「ママ、僕にも見えるよ」と言いました。父は最初、修煉を全く信じていませんでしたが、私たちの身に起きたことを見たり聞いたりしているうちに、少しずつ信じるようになり、「子どもは真実を話すものだ」と言いました。

 母はずっと、私たちが自分の力でいろんな事ができるように、育ててくれました。ある日、やんちゃな弟がお風呂に入ろうとせず、母に手伝ってほしいとねだっていたところ、母は彼にこう言いました。「自分のことは自分でやりなさい。そうしないと、ママが家にいないときはどうするの?」

 その時、弟はいきなり「知っているよ。ママはこれから李先生に会いに行くんだから」と言い、妹と私は冗談だと思って笑いました。数日後、母は法輪大法の修煉体験交流会に参加するためにシンガポールへ行き、そこで李先生に会ったのです。「なんで私たちに言わないで、弟に教えたの?」と母に聞くと、母は「誰にも言っていないよ。弟には功能があって、先に知ることができたみたいね」と言いました。

 初めのころ、父は私たちが煉功することに反対していました。ある日、私たちが公園で煉功していた時、父は突然音楽を流しているラジカセのスイッチを切りました。弟がすぐに電源を入れ直しましたが、父はまた電源を切りました。こうして2人が何度も同じ動作を繰り返した後、弟は怒りのあまりラジカセを胸に抱きながら、「これはママとお姉ちゃんたちが煉功に使うものだよ」と言い、私たちが煉功を終えるまでラジカセを手放しませんでした。その時、弟はまだ3歳でした。

 保育園から帰ってくると、弟は時々、他の子どもに押されたとか、石を使って転ばされたとか、文句を言ったりします。しかし、母から説明を聞いて、善悪には報いがあり、悪いことをすれば業力が生じるという道理が分かりました。弟はまた転んでしまい、母に「どうして転んだの?」と聞かれると、弟は「ごめんなさい。僕が悪いことをしたから、これはバチが当たったんだ。もう二度としないよ」と返事しました。しかし、まもなく、彼はまた悪いことをしてしまいました。母は「弟はまだ幼すぎるからね」と言いました。

 去年の11月、ついに父も修煉し始めました。もう煉功を邪魔されることはないと思い、皆はとても喜んでいました。

 弟は「パパのこと嫌いだったけど、今はパパも煉功を始めたから好きだよ。でもパパは煉功が少なすぎるよ」と言いました。弟の言葉を聞いて、家族は皆笑ってしまいました。去年のクリスマスに父は中国に行きました。父が帰ってきたとき、私たちは一緒に空港に迎えに行きました。父を見るとすぐ、弟は「パパ、中国でも煉功したの?」と聞き、本当に面白かったです。

 妹は人を助けることが大好きです。ある時、私は身体に業を滅する状態が現れて、苦しみをがまんしている間、妹は毛布を持ってきてくれたり、水を飲ませてくれたり、食べ物を食べさせてくれたりして、私の大好きなおもちゃも持ってきてくれました。妹はとてもよく面倒をみてくれました。また、妹は先生のように弟の勉強も手伝いました。とてもやんちゃな弟を前にして、妹はいつも根気強くしていました。弟が嘘をついたり、人とケンカしたりしたとき、妹は弟に「真・善・忍」を思い出させていました。

 ある日、学校で、いたずらっ子が弟のお弁当をゴミ箱に捨てて、さらに弟のお金を取ってアイスキャンディーを買いに行きました。それを知った妹は、やり返そうとした弟に、「放っておこう。彼はあなたに徳を与えているのよ」と言ったそうです。さらに、妹は自分のお弁当とアイスキャンディーを弟と分け合いました。妹はまだあんなに幼いのに、怒らずにがまんすることができ、何よりも常に人のことを気にかけています。弟も私も、そして他の子供たちも皆、彼女と遊ぶのが大好きです。

 母は、妹が真の煉功者だと言っています。妹は口にはしないものの、「真・善・忍」を行動に移しているからです。

 次に、私のことをお話しましょう。

 最初のころ、私は毎日帰ってから、30分ほど煉功していましたが、その後は45分間に伸ばし、さらに1時間まで増やしました。

 去年のある日、母は「公園に行って大人数の煉功に参加しよう」と言いました。煉功が朝6時40分から始まると聞いて、「早すぎる!」と私は思いました。また、大人たちと一緒に煉功するのは恥ずかしいとも思いました。でも、「そこで煉功すれば、法輪大法を知らない人たちに知ってもらえるチャンスよ」という母の説明を聞いてから、私はアイスフィールド公園での煉功に参加することを決めました。以前の私は、朝8時前には起きられませんでした。でも、煉功に参加するようになってから、目覚まし時計がなくても、母に起こしてもらわなくても、私は6時頃になると目が覚めるようになり、しかも一日中元気いっぱいで、眠気も感じたことがなく、煉功が一番からだにいいものなんだと実感しました。

 5式の功法の中で、私は座禅が一番好きです。入定の状態に入ると、自分の体が消えたという感じがして、とても心地よいからです。でも、この感覚を求めると、それが消えてしまいます。まさに李先生が言われたように、追い求めれば追い求めるほど、手に入れることはできなくなります。

 時々座禅していると、私は自分が空中に浮いていると感じ、大きくて空気がパンパンに詰まって太った人のように感じ、とても面白かったです。

 座禅の最初の蓮花手印をしているとき、私は李先生が自分と一緒にしている姿が目に浮かびました。時々、私は自分が空を飛んでいて、そこには子どもたちが宙返りやブランコをしている様子が見えて、さらに彼らが雲の中で『轉法輪』を学んでいて、本の中の文字から金色の光が放っているのも見えました。

 ある日、天上でその子たちに会ったとき、彼らは私に何か食べ物をくれました。それは今まで食べたことのない、とても美味しいものでした。

 時には、座禅の途中に足がとても痛くなって、がまんできない時があります。それでも、誰かに無理やり言われたのではなく、私は自分で、音楽が終わるまでがまんすることに決めました。時々、痛みに耐えている私をかわいそうに思い、「やめてもいいよ」と父は言ってくれましたが、私はやめませんでした。それは業力の転化であり、体のよくない物質を取り除かなければ、苦痛に耐えなければ、天国には戻れないことを私は知っているからです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2007/5/29/155809.html)
 
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