大連古筝教師・王桂娟さん、不当に連行された疑い
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 【明慧日本2022年3月21日】大連市の法輪功学習者・王桂娟さん(47歳)は、警官に嫌がらせを受け、家宅捜索されたため、やむなく家を離れた。2021年3月、中共が「両会」を行う期間中、行方不明になったが、当局の警官らに連行され、およそ1年ほど不当に拘禁されていると推測される。

'王桂娟'

王桂娟さん

 王さんは高級古筝(こそう:古い伝統楽器 )の教師であり、国家専門技術の試験官である。以前、王さんは、古筝学校を創立し、学校の名前は「長亭筝韻」と言う。「画千古」や「長亭筝韻」は彼女に使われたウィーチャットIDであり、今は警官に監視されている。

 2020年5月18日、大連中山支局海軍派出所の警官らは、王さんの自宅に押し入って王さんを連行し、自宅にある法輪功の書籍、携帯、SIMカード、MP3、ラジオ、身分証明書、銀行カード、ノートパソコンなどの私物を押収した。翌日、拘禁するために強制的に王さんに対して健康診断を行った。健康診断の結果が不合格だったので、留置場側は受け入れなかった。その後、警官3人は王さんを派出所に連行し、鉄椅子に座らせて体罰を加えた。また、警官らは家宅捜索で押収した私物を利用して、いわゆる罪を着せた。

 海軍派出所の警官らは王さんを拘禁中、王さんの自宅の鍵を使って再び自宅に押し入った。私物のネックレスや、腕時計、古筝などの貴重品、充電器など生活用品を押収した。一人の細い警官は、王さんを目の前にして「お前のために、本当に疲れたよ」と恥知らずなことを言った。

 警官は王さんに対して「保釈」の代償として、2000元(約37万円)の保証金を支払う要求をした後、強制的に健康診断料金500元(約9000円)も出させた。その中の眼鏡をかけた30代の警官は、ずっと王さんと法輪大法に対して誹謗中傷した。

 また、警官は王さんの妹の電話番号をメモし、王さんを自宅に帰らせた後「在宅監視」を行った。

 警官は王さんを釈放した翌日の朝6時頃、王さんの自宅に来て写真を撮ったりした。2日、3日に1回来て、通常生活さえも維持できないため、王さんはやむなく自宅を離れた。

 さらに、警官は王さんの仕事用のウィーチャットIDを強制的に登録した。王さんの銀行カードの身分証明証を押収されたため、お金を下ろしたり、公共交通手段を利用したりすることができなかった。自宅を離れた期間中、海軍派出所の警官らは泉水派出所の警官に王さんのことを捜索するよう依頼した。

 今、王桂娟さんが借りた住居で行方不明になったのは、およそ一年前のことだが、中国共産党当局に連行されたのだろうと推測される。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/27/439444.html)
 
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